株式会社サイエンスアーツは、チームコミュニケーションを支援するクラウドサービス「Buddycom(バディコム)」の「Face to Talk(※1)」機能を発表、PCT特許国際出願した。
Buddycomは音声や動画、位置情報(IoT)に加え、音声テキスト化AIなどを利用しコミュニケーションを行うアプリだ。
航空、鉄道、工場、流通などの業種、また災害などの緊急連絡手段(BCP)でのコミュニケーションとして利用されている。
アプリ画面の「PTT(プッシュトーク)(※2)」ボタンを押しながら、またはイヤホンマイクなどの周辺機器を使ってチームで会話をするコミュニケーションツールとして利用されている。
今回追加された「Face to Talk」機能では、利用者がスマートフォンまたはタブレットに顔を向けるだけでハンズフリーの音声通話が開始され、画面から顔を逸らすことで通話を終了することができる。
スマートフォン端末を固定してFace to Talkを行うことにより、レストランの調理場のような清潔さを求められる現場や、工場などのグローブをしていてスマートフォンを操作できないような利用者のニーズが想定されている。
今回のFace to Talk機能の使用料は基本使用料(月600 円~)に含まれており、オプションの購入は必要ない。
同アプリは現在、iOS・Androidともにリリースされている。
※1 Face to Talk(フェイストゥトーク:スマートフォンやタブレットの画面に顔を向けて認識させることで、音声通話を開始。顔を逸らすと音声通話が終了する機能。
※2 PTT(プッシュトゥトーク):ボタンを押している間に話すことができる通信方式。トランシーバーの使用方法と同様で、一斉同報が可能。
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