NECは、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、ラックサーバ4機種、タワーサーバ1機種、モジュラーサーバ1機種、ブレードサーバ1機種の合計7機種を販売する。
新製品は、22コアのインテル最新CPUを搭載し処理速度を従来機比20%(注1)向上させた2wayサーバ。
動作環境温度を従来の40度から45度まで拡大し、空調の消費電力を4%(注2)低減させ、施設全体の省電力化に貢献する。
また、保守サービスをパッケージ化した「保守サポートパック」の期間を従来の3年、4年、5年の3モデルに加え6年、7年を新たに拡充し、ユーザの効率的な投資計画に合わせた継続利用を支援する。
NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、これらの新製品を拡販することで、社会や企業活動をさせるICTインフラの高度化に貢献する。
昨今、IoTの進展に伴い、データの増加が進む中で、企業は新たな価値創出のため、大量のデータの迅速な分析に注目している。また、CPUを搭載したサーバと比べ、迅速に分析可能なGPUを搭載したサーバのニーズが高まっている。
NECは、最新CPUとGPUを搭載し、処理速度を向上させた新製品を提供することで、迅速な分析を支援しこのニーズに応えるという。
価格および出荷日・サポート開始日
製品名 | 価格(税別) | 出荷日 サポート開始日 |
---|---|---|
2wayラックサーバ 「Express5800/R120g-1M」 |
621,000円~ | 4月26日 |
2wayラックサーバ 「Express5800/R120g-2M」 |
667,000円~ | 4月26日 |
2wayラックサーバ 「Express5800/R120g-1E」 |
432,000円~ | 6月10日 |
2wayラックサーバ 「Express5800/R120g-2E」 |
441,000円~ | 4月26日 |
2wayタワーサーバ 「Express5800/T120g」 |
393,000円~ | 4月26日 |
2wayブレードサーバ 「Express5800/B120g-h」 |
473,000円~ | 4月26日 |
2wayモジュラーサーバ 「Express5800/E120g-M」 |
344,000円~ | 4月26日 |
保守サポートパック 「ExpressSupportPack G3プレミアム」 |
178,000円~ | 4月26日 |
特長
最新CPUを搭載し、処理性能20%向上
22コアのインテル最新CPU、Intel(R)Xeon(R)プロセッサーE5-2600v4製品ファミリーを搭載し、処理速度を従来機比20%向上。また、ラックサーバ「Express5800/R120g-2M」とタワーサーバ「Exress5800/T120g」は、エヌビディア最新GPU、NVIDIA Tesla K40とNVIDIA Tesla K80が搭載可能なオプションを用意し、顧客の店内行動などのビッグデータの迅速な分析を支援する。
動作環境温度を45度環境まで保証
採用する部品の見直し、効率的な冷却が可能な構造の採用により、ラックサーバとタワーサーバの動作環境温度を従来の40度環境から45度環境まで拡大した。これにより、空調の消費電力を4%低減させ、施設全体の省電力化に貢献する。
「保守サポートパック」の期間を拡充
出張修理やパーツ保証などの保守サービスをパッケージ化した「保守サポートパック」のサービス提供期間を従来の3年、4年、5年の3種類に加え、新たに6年、7年を追加した。これにより、ユーザの効率的な投資計画に合わせたサーバの継続利用を支援する。
(注1) 従来機との比較。NEC調べ。
(注2) 新製品の40度対応と45度対応との比較。NEC調べ。
【関連リンク】
・日本電気(NEC)
・インテル(Intel)
・エヌビディア(NVIDIA)
・Express5800シリーズ
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