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BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。

格安スマホや格安SIMを提供するBIGLOBEは、人間とAI(人工知能)の主従関係を巡る心理戦を描いた映画『エクス・マキナ』(2016年6月11日より公開)との共同調査により、インターネットを利用する全国15歳~84歳の男女、合計1,114人を対象に、「AI(人工知能)に関する意識調査」を実施した。

 

調査結果のトピックス

「AI」の認識は9割強、連想するのは「Pepper」が1位

「AI」の言葉の意味を知っている人は62%を超え、意味は知らないが言葉は聞いたことがある人29%を合わせると、合計91%が「AI」を認識。また、「AI」を認識している人に「AI」と聞いて思いつくものは何かと質問したところ、「Pepper」と回答した人が最多の66%。以下、「アルファ碁」「ワトソン」と続く。

「AI」に期待する人は5割、特に「医療の発展」に期待感。一方「恋愛相手」としても?!

「AI」にかなり期待している人は17%で、どちらかと言えば期待する人37%を合わせると、合計54%が「AI」に期待を寄せている。また、全員に「AI」に期待することを質問すると、「医療分野の進歩が急速に進む」が52%で最多で、「パートナー・恋愛対象」として期待する人は7%となった。

「AI」に脅威を感じているのは3割。「システムエラーによる事故や社会混乱」が最多

「AI」にかなり脅威を感じている人は8%で、どちらかと言えば脅威を感じている人20%を合わせると、合計28%が脅威を感じている。また、全員に「AI」に脅威を感じることを質問すると、「システムエラーによる事故や社会混乱」が58%を占めて、最多となった。

「AI」が印象的な映画は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ターミネーター』が最多

「AI」が登場する映画で印象に残っているものと感じたことを自由に書いてくださいという質問に対し最多となったのは、人類と人工知能を備えた機械との戦いを描いた『ターミネーター』シリーズ(21%)。『ターミネーター』を選んだ理由は、「進化したAIにより人類が不要と判断された場合の恐怖感」や「人間と見分けがつかない容姿」が印象的との回答も。

 

調査結果詳細

「AI」を認識している人は9割 AIを最も連想するのは「Pepper」が7割弱

全国15歳以上の男女(n=1,114)を対象に、「AI」という言葉を知っていますか?との質問に、62%が「意味を知っている」と回答。「聞いたことがあるが、意味は分からない」と回答した人を合わせると、91%が「AI」という言葉を認識している。

また、「AI」と聞いて思いつくのはという質問には、ソフトバンクのロボット「Pepper」と回答した人が66%と最多。続いて囲碁で人間に勝利した「アルファ碁」が23%、IBMが開発したAI「ワトソン」が20%となった。なお、18%で続いた「スカイネット」は、映画『ターミネーター』に登場するAIで、架空の存在ながら上位にランクインした。

BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。
BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。

「AI」に期待する人は過半数を超え、期待分野は「医療」、「恋愛」も?!

「AI」に期待しますか?脅威を感じますか?との質問に、「かなり期待する」が17%、「どちらかと言えば期待する」が37%となり、「期待する」と回答した人が合計54%で、過半数を超えた。

あなたが「AI」に対して期待することは何ですか?との質問には、「医療分野の進歩が急速に進む」が52%と最多。「乗り物の自動運転・自動操縦」(40%)、「コミュニケーション相手になってくれる」(32%)、「ロボットとの生活が実現する」(27%)と続いた。一方、「パートナー・恋愛対象になってくれる」ことを期待すると回答した人も7%と、利便性の追求から人間の代替まで、AIへの幅広い期待が伺える。

BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。
BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。

「AI」に感じる脅威は、「システムエラーによる事故や社会混乱」が最多の約6割

「AI」に期待しますか?脅威を感じますか?との質問に、「どちらかと言えば脅威に感じる」が20%、「かなり脅威を感じる」が8%で、合計28%が「AI」に脅威を感じていると回答(前述グラフ参照)。

「AI」に対して脅威と感じることは何ですかとの質問には、「システムエラーによる事故や社会混乱」と回答した人が58%で最多。続いて「知能が人類を超え、制御不能になる」(46%)、「自分の仕事を奪われる」(25%)となった。4位の「自我を持って人類の敵になる」も24%で、AIが意識的に人間に敵意を持つ可能性を不安視する声もあった。

BIGLOBE、「AI(人工知能)に関する意識調査」結果発表。「AI」への期待は「医療の発展」 「自動運転」に加えて「恋愛」も。

「AIが印象的な映画」は、名作SF映画『ターミネーター』が最多

「AI」が登場する映画で、あなたの印象に残っているものがあれば、映画名と感じたことを自由に書いてくださいとの質問に、アーノルド・シュワルツェネッガー出演のSF映画『ターミネーター』シリーズと回答した人が21%になり、「特になし、わからない」を除いて最多回答。回答者は、「ロボットに支配される世界が現実になる可能性はある」「本当に自我を持ったら人間は太刀打ちできない」とコメント。

また、キアヌ・リーヴス主演の大ヒット映画『マトリックス』と回答した人も4%となった。回答者は「AIが人間を支配しようとすれば簡単にできそう」「近い将来現実になりそう」とコメントした。

どちらもAIと人類との対決を描いたSF映画だ。一方、人間のように愛を求めるAIを描く、スティーヴン・スピルバーグ監督作『A.I.』は7%となり、「機械に感情が芽生えると廃棄しにくくなる」「越えられない人間と機械の壁に苦悩するAIがかわいそう」といったコメントが寄せられた。

 

調査概要

・調査名 :「AI(人工知能)に関する意識調査」
・調査対象:全国15歳~84歳の男女(n=1,114)
・調査期間:2016年5月20日~5月23日
・設問  :9問
・調査方法:インターネット調査
調査結果はこちらを参照。

※ 同調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がある。

 

【関連リンク】
ビッグローブ(BIGLOBE)
エクス・マキナ(Ex Machina)

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