日本テレビホールディングス株式会社(以下、日本テレビHD)と株式会社ティップネスは、多診療科クリニックの企画・開発、および、音声気分解析技術「Empath*」の開発・提供を行うスマートメディカル株式会社に対して出資を行った。
日本テレビHDは、「中期経営計画2016-2018 Change65」で⽣活・健康関連事業でのシナジー追求と新サービスの創出を打ち出した。ティップネスは、中期戦略として「健康ソリューション事業」および「ICTヘルスケア事業」における新たなサービス提供に取り組んでいる。スマートメディカルが提供する医療・健康サービスは、日本テレビHDとティップネスの新たな取り組みに貢献すると期待できるため、今回の出資に至ったという。なお、日本テレビHDとして生活・健康関連事業への出資は、2014年12月のティップネスの株式取得(完全子会社化)に続くものとなる。
スマートメディカルは、「あらゆる人が恒久的に健康な暮らしを謳歌できるしくみをつくる」を企業理念とし、生活者の立場に立った、医療・健康サービスの創造を行っている。駅前や商業ビル内への「かかりつけ医」機能を有する多診療科クリニックの企画・開発、および、音声から気分状態を可視化する「Empath*」の開発・運用の、不動産とテクノロジーの2つの医療・健康プラットフォームを事業展開している。
ティップネスは、スマートメディカルが経営支援する多診療科クリニックとの店舗間連携や共同プログラム開発など、「フィットネス&メディカル」の新たなビジネスモデルの構築を行う予定。スマートメディカルが都心や郊外の便利な駅前ビルに開発した、内科・整形外科・心療内科など様々な診療科を備えたクリニックと、近隣のティップネス店舗やクリニック施設に隣接してオープンする新型店舗とを連携させ、発病に至らない未病患者や生活習慣病の要所見者に対して、適切な運動により身体を改善するフィットネスプログラムの提供を行う構想。
また、ティップネスは、スマートメディカルの音声気分解析技術「Empath*」を活用した新たなプログラムやICTサービス開発を行う予定だという。
*「Empath」とは、音声等の特徴量から気分の状態を独自のアルゴリズムで分析し、喜怒哀楽や気分の浮き沈みを判定するプログラム。第1回日本レジリエンスアワード最優秀賞レジリエンス賞、第29回優良企業表彰式最優秀新興企業賞等、受賞
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