組み込みセキュリティーソフトウエア製品/サービス/ソリューションを提供するオベルチュール・テクノロジーズは、需要が拡大するデジタルセキュリティーソリューションをホスティングして運用するために、欧州と米国の2カ所に最先端のデータセンターを新設した。これらのデータセンターは、オベルチュール・テクノロジーズのデジタルファクトリーの中核を成していく。
モバイル決済(金融サービス機関/モバイルネットワーク事業者向け)とIoT(自動車など)で同社が成長してきたのは、セキュアなリモート管理プラットフォームとソリューションに対する需要が高まってきたことを意味するという。これを受けて、同社はルーマニアのブカレストと米国ワシントンの新しいデータセンター2カ所に投資した。それぞれ240m2と265m2あり、下記の最先端技術を備えている。
- 各プラットフォームタイプ(金融サービス、NFC決済、サブスクリプション管理、IoTなど)専用の高度なセキュリティー領域を確保
- マネージドサービスとセキュアなクラウド環境で数多くの顧客プラットフォームを運用可能
- GSMAの仕様と複数のセキュリティー認証(PCI-CP、VOTA、VCBP、PCI-TSPなど)に準拠
- データセンター間のリンクとリモートバックアップレプリケーションを用いた災害復旧機能
- 24時間年中無休の運用とモニタリング
これらのデータセンターの開設によって、オベルチュール・テクノロジーズのデータセンターネットワークが強化され、特にセキュリティーのクラウドSaaS(サービスとしてのソフトウエア)モデルで基幹業務ソリューションの運用やホスティングを行うと、同社はさらに優れたサービス可用性と拡張性を実現できるという。
【関連リンク】
・オベルチュール・テクノロジーズ(Oberthur Technologies)
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