[第2回]ウェアラブルデバイスを、身につけるつらさ

Apple Watchの登場に、我々はいったい何を期待したのだろう?

 

高機能のイケテル時計だろうか?
時計に、潜在的な不満があるというかというと、大抵の人はないと答えるだろう。

 

革新的な時計は?と聞かれても、何も思いつかない。

 

これまでのウェアラブルは、今人が身につけているモノの延長上にテクノロジーの交差点を求めるようなアプローチが多かった。

 

つまり、常時身に着けている時計やメガネに何かの機能をつけようとするアプローチだ。

 

ウェアラブルデバイスにおける、イノベーションは案外違うところにあるのではないだろうか?

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fitbitをはじめとするバイタルチェックデバイスが、米国で買われている主な理由は、肥満問題を端にする、カラダの管理をしないことに対するコストが大きいということだ。

 

都心のセレブは、朝からヨガマットを小脇に抱えて、ジム通いをするというライフスタイルの定着も後押しをしているのかもしれない。

 

つまり、これらのウェアラブルデバイスは、決して時計の延長上に作られていない、ということが重要なのだ。

 

嗜好性の強いところだと、バイク乗りにとって背後が見れたり、様々な情報を走りながら得ることは難しい。

 

そこで、ヘルメットにバックカメラや、内臓ディスプレイ、音声システム、オーディオを組み込んだ”スカリー”が話題になった。

 

SKULLY

 

これも、ヘルメットに、何を入れようか?という発想ではなく、バイクに乗ってる際のライダーの不便を解消するから良いのだ。

 

IoTだからといって、なんでも技術先行でモノをつくればよいということではない。人が生活する中で根本的に抱えている問題を解決するモノが当然受け入れられていくのだ。

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