学生部門 最優秀賞は、チーム名:UEC InSillicoの「Tokichiro」 の温度で服を選んでくれるIoT作品に決定!
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN )は、ハッカソンイベント(※1)「Yahoo! JAPAN Hack Day 2017」を2月4日~2月5日に開催した。80チーム320名のプログラマーを中心としたクリエイター(一般参加)が、“24時間”でアプリやIoTハードウェアなどの「動くプロトタイプ」の開発し、プレゼンテーション、デモ展示を実施。作品に決められたテーマはなく、独創的なアイデアを形にするため作品開発に取り組み、優秀な作品を生み出したチームには豪華賞品が贈られた。
最優秀賞は、レゴブロックで作った迷路がVRでゲーム体験できるチーム名:アルカナラボの「まよいの墓」が受賞。
審査委員長のヤフー株式会社 執行役員 チーフモバイルオフィサー 村上臣氏からの受賞ポイントとして「VRを使ったゲームですが、ただのゲームではなくて、レゴブロックで迷路のコースを作ってカメラで画像認識したものがそのままゲームになっていて、しかもゲーム中にタブレットでいたずらをしてコースを変えることができるというものです。VRゲームは孤独な部分があって、周りの人は見ているだけでつまらないところを、VRの中に外からちょっかいを出せるようにしたという点が非常に新しいですし、誰でも使えるレゴブロックでコースを作るという点もすごく工夫されていました。
24時間でそれをすべて作り切って、かつ楽しく遊べるものにしたという総合力が、審査員の間で最優秀賞にふさわしいという評価になりました。欲をいえばレゴブロックを動かしてリアルタイムにちょっかいが出せると最高です。多分やろうとしたんだろうなと思いつつ時間もありましたので。継続開発でそこまでやってもらえるとかなりいいものになると思います。今後も期待しています」とコメントした。
学生部門 最優秀賞は、チーム名:UEC InSillicoの「Tokichiro」 の温度で服を選んでくれるIoT作品が受賞した。
審査委員長の村上氏からの受賞ポイントとして「ハンガーがモーターで温まって、かわいいサルが気温に応じた適切な洋服を選んでくれるという作品でした。今IoTといわれる、モノとネットサービスを融合した作品が時流をとらえていましたし、非常に凝った部分がありました。天気に応じて動く作品はハッカソンでよく見るのですが、新規性として、ヒーターと反射率の分析で、服の保温性まで選んでくれるというのがすごく新しく、そこまでこだわって作ったのは私も初めて見ました。その部分が審査員の中で非常に評価が高く、学生部門 最優秀賞となりました。本当におめでとうございます。」とコメントした。
【関連リンク】
・ヤフー(Yahoo)
・Yahoo! JAPAN Hack Day 2017
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