NVIDIAは、Tencent Cloudが企業顧客向けの人工知能を発展させるためNVIDIA Tesla GPUアクセラレーターを採用することを発表した。
Tencent Cloudは自社のパブリッククラウドコンピューティングプラットフォームに、NVIDIAのGPUコンピューティングとディープラーニングプラットフォームを組み込む予定。これにより、一連の新たなクラウドサービスがユーザに提供され、これらのサービスは、Pascalアーキテクチャをベースとする最新のTesla P100やP40などのTesla GPUアクセラレーター、複数のGPUを接続するためのNVIDIA NVLinkテクノロジー、およびNVIDIAディープラーニングソフトウェアによって駆動される。
業界を問わずさまざまな組織で、顔認識、自然言語処理、トラフィック分析、インテリジェントな顧客サービス、機械学習といった高度なアプリケーションを開発するのに必要な、核となるAIテクノロジーをさらに活用したいというニーズが高まっている。非常に効率的なGPUの並列処理機能により、NVIDIAのコンピューティングプラットフォームは、高度な分析や高性能なコンピューティングを含め、データ集約的なワークロードの処理を加速するうえで、効果を発揮するという。
両社のコラボレーションの一環として、Tencent Cloudは、NVIDIAのAIコンピューティングプラットフォームをベースとしたさまざまなクラウド製品を顧客に提供する予定としている。これには、NVIDIA Tesla P100、P40、M40といったGPUアクセラレーターおよびNVIDIAディープラーニングソフトウェアを組み込んだGPUクラウドサーバーが含まれる。Tencent Cloudは12月に、NVIDIA Tesla M40 GPUとNVIDIAディープラーニング ソフトウェアをベースとしたGPU サーバーを発表した。
今年前半に、これらのクラウドサーバーに最大8基のGPUアクセラレーターを統合し、非常に大量のデータとウルトラサイズの装置を使用するディープラーニングとアルゴリズムに対する要件を満たしながら、優れた性能をユーザに提供するという。
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・エヌビディア(NVIDIA)
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