情報通信技術(ICT)ソリューションのプロバイダーであるファーウェイ(Huawei、華為技術)とインダストリアル・インターネットのソフトウエア会社GE Digitalは、Industrial Cloud-based Predictive Maintenance Solutionを共同発表した。
この新しいソリューションではファーウェイのEdge Computing IoT(EC-LoT)がGEのインダストリアル・インターネットのクラウドプラットフォームPredixとシームレスに統合し、産業資産とクラウドアプリケーションの間の迅速なエンドツーエンド・コネクティビティーを確実にし、機械の健全性モニタリング、データ分析、認識、スマートメンテナンスの意思決定がリアルタイムで行うという。
デジタル産業の時代では、このソリューションによりメーカーはメンテナンスのコスト削減、予期せぬ資産のダウンタイムを削減すると共に製品とサービスのイノベーションを進めることが可能になるとしている。
ファーウェイとGEは2016年7月に戦略的パートナーシップを発表し、今回の共同ソリューションは産業IoT分野における協力の最新の成果。このソリューションはファーウェイのEC-IoTゲートウェー、Agile Controller、GEのPredixプラットフォーム、他のパートナーのセンサー、コントローラー、産業アプリケーションを統合するもので、産業ネットワークと相互接続プラットフォームの間に情報チャンネルを構築するという。
Industrial Predictive Maintenance Solutionはエレベーターとエスカレーターのプロバイダー、シンドラーで採用される予定。これによってシンドラーは世界中に何百万とある同社のエレベーターの集中的な接続と管理が可能になり、機器のメンテナンスコストを大幅に削減し、サービスの信頼性を高めることができるという。
【関連リンク】
・ファーウェイ(Huawei/華為技術)
・GEデジタル(GE Digital)
・シンドラー(Schindler)
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