人材サービスの株式会社VSNは、全国・男女10~50代のインターネットユーザーを対象に、「IoTに関する意識調査」を実施した。
調査手法はインターネットリサーチ、調査期間は2015年9月11日(金)~9月14日(月)。計1,177名から回答を得た。
【TOPICS】
- IoTを理解できているのは全体の僅か11.1%
- 「IoT」からイメージするのは…「スマートホーム」「スマート家電」
- 既に活用しているIoTは「スマートロック」
- 今後のIoTに期待するのは堅牢なセキュリティと操作性など
【調査概要】
調査方法 : インターネット調査
調査地域 : 全国
調査対象 : 10~50代のインターネットユーザー、男女 合計1,177名
有効回答数 : 合計1,177サンプル (男性590サンプル・女性587サンプル)
調査日時 : 2015年9月11日(金)~9月14日(月)
【調査結果】
■IoTを理解できているのは全体の11.1%。67.3%は全く分らないという結果に。
IoT(Internet of Things)を理解しているかを聞いたところ、「理解している」と回答したのは全体の11.1%。「全く理解できていない」のは67.3%という結果になった。 (図1)
性別に見ると女性は理解していない方が多いことがわかった。
■IoTから想起するイメージは「スマートホーム」。次いで「スマート家電」「スマートロック」という結果に。
IoTを理解している人を対象に、IoTから想起されるイメージを聞いたところ、家電製品をホームオートメーションシステムで制御する「スマートホーム」が32.7%でトップの結果になった。
次いで「スマート家電」「スマートロック」という結果になった。 (図2)
■既に活用しているIoTは「スマートロック」「スマートホーム」「健康管理」という結果に。
既に活用しているIoTを聞いたところ、スマートフォン等を用いて閉開錠・管理を行える「スマートロック」がトップの結果になった。 (図3)
女性は「健康管理」にIoTを活用していることがわかる結果になった。
■今後、IoTに期待することは堅牢なセキュリティと操作性、利便性など、さまざまな意見があった。
Q. 今後、「IoT」に期待することをご自由にお書きください。(自由回答)
- セキュリティと安全性にまだ不安があるので、堅牢なセキュリティ環境(50代・女性)
- 誰でも手軽に使用できる分かりやすい操作性(40代・男性)
- インターネットに繋がっている家電機器を通じて個人におけるさまざまなビッグデータを収集・蓄積してデータを提供して欲しい(50代・男性)
- スマホで操作するシーンが多そうだが、肝心なスマホが壊れた・紛失した際、どうにもならなくなるので過度に頼ってはいけない気がする(20代・女性)
- 生活を守って治安のいい国にして欲しい(10代・男性)
- 簡易的に健康診断ができると嬉しい(20代・女性)
- 自分では気付けない生活上の不備な点をIoTでサポートしてもらいたい(30代・男性)
(VSN調べ)
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