アクセンチュア株式会社は、グーグル(Google)、セールスフォース(Salesforce)、サービスナウ(ServiceNow)などのクラウド・ソリューションに関するアドバイザリー業務とテクノロジー支援サービスにおいて高い専門性を持つクラウド・シェルパス(Cloud Sherpas)の買収に合意したことを発表した。
アクセンチュアは今回の買収によって、エンタープライズ向けのクラウド・サービスにおけるリーダーとしての地位を一層強固なものにするとともに、先進的なクラウド戦略策定やテクノロジーコンサルティング、クラウド・アプリケーションの実装・統合・管理などのクラウドに関するサービス提供能力をさらに強化していく。
1,100人以上のクラウド・シェルパスの社員は、買収手続き完了後、アクセンチュアが新設したクラウド・ファースト・アプリケーション・チーム(Cloud First Applications Team)において業務を開始する予定。
クラウド・ファースト・アプリケーション・チームは、グーグル、ネットスイート(NetSuite)、セールスフォース、サービスナウ、ワークデイ(Workday)といった企業のソリューションを活用したクラウド・サービスを提供するアクセンチュアの新設組織である。
アクセンチュアは今回のクラウド・シェルパス買収によって、世界中の様々な先進的アプリケーション・プラットフォームを活用し、より差別化されたクラウド・サービスを提供していく。
2007年に設立されたクラウド・シェルパスは、クラウド・アドバイザリーや技術サービス分野において急成長したスタートアップ企業であり、これまでに世界中で数千のクライアントに対してクラウド戦略・導入、統合サービスを提供してきた。
クラウド・シェルパスは現在、グーグル、セールスフォース、サービスナウに対するクラウド・サービス提供会社企業のひとつだ。
また、セールスフォースの「グローバル戦略コンサルティングパートナー」であると同時に、サービスナウが特定している「マスターパートナー」4社のうちの1社でもある。
さらにグーグルの「ワークパートナー オブ ザ イヤー」に4度選出されている。
アクセンチュアはセールスフォースと戦略的アライアンス・パートナーシップを締結した最初のグローバル企業のうちの一社であり、現在は2,700名を超える認定プロフェッショナルを擁している。今回のクラウド・シェルパスの買収によって、新たに約500名の認定プロフェッショナルがアクセンチュアに加わることになる。
尚、詳細な買収条件は公開されておらず、今後慣習的な買収完了条件を満たした後、買収完了となる見込みだ。
また、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs & Co)がアクセンチュア側の財務アドバーザーとして業務を担う。
【関連リンク】
・アクセンチュア株式会社
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。