PTCの日本法人であるPTCジャパン株式会社は、本日10月14日、株式会社電通国際情報サービス(以下ISID)とIoTおよびSLM(サービスライフサイクル管理)の分野におけるパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
同パートナーシップ契約の締結により、本日よりISIDの顧客へPTCのIoTプラットフォームであるThingWorx(TM)、および、PTC Servigistics(R)をはじめとするSLMソリューションの提供が開始される。
ISIDは、1975年の設立以来、長年にわたり製造業におけるITシステム導入支援を行っているシステムインテグレーターだ。PTCジャパンは、製造業の今後を見据え、IoTおよびSLM分野の提案需要が今後さらに高まると判断し、ISIDとのパートナーシップ締結に至った。
インターネットに接続されているモノの数は、地球上の総人口を超え、2010年代の終わりには、接続機能を持つデバイスの数が500億にまで増大すると言われている。
IoT時代において、製造業は競争優位性の維持もしくは向上のために、製品の開発、生産、運用、サービスの方法などを考え直す必要性に迫られている。
また、従来型の予防保全からデータを分析して機器の異常や故障を事前に検知する予知保全のサービスも求められている。
ThingWorxは、IoT時代に適したアプリケーションを構築、実行するためのプラットフォームだ。
接続機能をもったスマート製品に合った革新的なアプリケーションを開発する際の期間短縮が可能で、コストとリスクの低減に貢献できる。
そして製品、人、システムがインターネットを介して接続され、従来の業務の改革を促進する。
PTC Servigisticsは、アフターサービスにおける体系的な計画、実行、分析などのサービスバリューチェーンのパフォーマンスを継続的に改善させ、サービスの提供コストを抑えつつ顧客価値を最大限に高め、サービスから得られる収益を最大化していくことに貢献する。
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