株式会社ブイシンクが開発したIoT自販機「スマートベンダー」が、株式会社ファミリーマートが運営するフィットネスジム「Fit&GO」の1号店である太田長原店に設置された。
「スマートベンダー」は、ブイシンクが開発した、多機能デジタルサイネージを搭載したIoT自動販売機だ。
同製品は、フィットネスの会員証であるICバンドと連携したサービスを提供。ドリンク会員(フィットネス月額料金のオプション)が飲料購入時にICバンドをかざすと会員情報が認証され、ドリンク会員は月間15本まで、飲料を割引価格(正価より100円引き)で購入することができるという。
また、飲料購入後はスマートベンダーのARプリント(ARによる写真撮影機能)を利用可能。これにより、トレーニング成果の継続的な記録やSNSへの投稿によるユーザーのモチベーション維持などの付加価値を提供する。
ブイシンクは、Fit&GOではICバンドで入口ドアの解錠、おしぼりやロッカーの利用などを実現しており、スマートベンダーでの飲料割引サービスも、これらIoTを活用した価値創造に貢献するものだとした。
「スマートベンダー」は、飲料等の販売に加えて、以下の機能を備えている。
- 多言語対応:外国人観光者に向けた各種情報の多言語表示。
- 運行情報:交通機関の遅延、事故等の運行状況の表示。
- 乗換案内:外国人旅行者にも分かりやすい、行先までの経路検索。
- 地域情報:イベント、観光、宿泊、買物、食事等の地域情報の表示。
- AR記念写真:ARによる被写体の変身と背景合成を実現。観光記念等の写真として撮影し、PC・スマホに送信可能。
- 災害対応:震災情報・津波情報等、各省庁及び自治体から発信された緊急情報の表示。
- その他:CM、ニュース、時刻・天気情報の表示。
【関連リンク】
・「Fit&GO」
・ブイシンク(V-Sync)
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