経済産業省及びIoT推進ラボは、3月6日、IoTを活用した優れたプロジェクトを選定・表彰する第5回「IoT Lab Selection」を開催し、グランプリ、準グランプリ及び審査員特別賞を選定・表彰した。
経産省は、IoT、ビッグデータ、人工知能等によって、世界的に産業や社会の在り方が大きく変革しつつある状況を踏まえ、日本国内においても、新たなIoTビジネスモデルの創出やIoTプラットフォーマーの発掘・育成を図り、新たな成長の原動力にしていくことが必要だとしている。
先進的なIoTプロジェクトを発掘・選定し、企業連携・資金・規制の面から徹底的に支援するとともに、大規模社会実装に向けた規制改革・制度形成等の環境整備を行うことを目的として設置された「IoT推進ラボ」では、この取組の一環として、IoTを活用したプロジェクトを広く募集し、3月6日に第5回先進的IoTプロジェクト選考会議(IoT Lab Selection)を開催した。
一次審査・二次審査を通過して最終選考に選ばれた7件のプロジェクトについて、公開プレゼンテーションによる審査を行い、グランプリ、準グランプリ及び審査員特別賞を以下のとおり選定・表彰した。
- グランプリ:株式会社BONX
「コミュニケーションは現場で加速する BONX for Business」 - 準グランプリ:株式会社光コム
「ノーベルテックで実現するものづくりIoT」 - 審査員特別賞:チーム「TOMO Cloud」(千葉大学武居研究室)
「LTモニタ(リンパ浮腫ともグラフィック)」
受賞した3プロジェクトを含む、ファイナリストに選定された7プロジェクトに対しては、政府関係機関や金融機関、ベンチャーキャピタルなどの支援機関と連携して、資金支援やメンターによる伴走支援、規制・標準化等に関する支援を行うという。
【関連リンク】
・第5回「IoT Lab Selection」
・BONX
・光コム(Optical Comb)
・千葉大学武居研究室
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