イー・ガーディアン株式会社の子会社であるEGセキュアソリューションズ株式会社は、IoTに関するセキュリティコンサルティングを行う「IoTセキュリティコンサルティングサービス」の提供を本日より開始する。
現在、あらゆる分野のモノがインターネットにつながり、データがネットワーク上で行き交う「IoT」は多くの分野で利用されはじめており、人々の生活を便利で豊かにすると期待されている。
IoTデバイスの数は、2020年には現在の約2倍の300億まで増加するとも言われており、益々日々の生活に欠かせないものになっていくと予測されている。
一方で、IoTデバイスを標的にしたサイバー攻撃は増加傾向にあり、IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威 2018」の第1章では、「IoT機器を利用する上で実施しておくべき情報セキュリティ対策の基本」が解説されており、2017年から10大脅威にもランクインし2018年でランクアップするなど、IoTのセキュリティ強化は喫緊の課題となっている。
このような状況から、EGセキュアソリューションズは、これまでのウェブセキュリティのコンサルティングやウェブアプリケーションの脆弱性診断ノウハウを活かし、家電・スマートハウス関連機器、ウェブカメラなどを対象とした「IoTセキュリティコンサルティングサービス」の提供を開始するとした。
同サービスでは、IoTセキュリティガイドラインや社内のセキュリティポリシーなどを踏まえ、セキュリティの観点からIoTシステムに対する脅威分析や要件アドバイス、設計方式のレビュー等を行う。
それにより、IoTシステムを企画・構築するうえでの要件定義や設計を支援するとともに、IoTシステムを構成するIoTデバイス、スマートフォンアプリケーション、ウェブアプリケーション、ネットワーク等に対して、脆弱性の有無を診断し対策のアドバイスを行うとした。
価格は120万円からで、小規模プロジェクトから大規模プロジェクトまで利用できるよう、要望に合わせて支援プランをカスタマイズするという。
【関連リンク】
・EGセキュアソリューションズ(EG Secure Solutions)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。