AI顔認証のリアルネットワークス、AI顔認証ソフトウェアSAFR(セイファー)が「推奨顔認証システム制度」に認定

日本国内の万引は、認知件数は減少傾向にあるものの、全刑法犯に占める割合は増加傾向にあり、 ドラッグストアで商品が大量に盗まれる等、換金や転売目的と認められる手口も発生している。(※)

AI顔認証ソフトウェア「SAFR(セイファー)」を提供するリアルネットワークス株式会社は、2022年11月18日、工業会 日本万引防止システム協会(以下、JEAS)が定めるシステム認定基準と運用認定基準に関する試験に合格し、JEAS推奨の顔認証として「推奨顔認証システム制度」に認定された。

「SAFR」はディープラーニングを用いたAI顔認証ソフトだ。

高速・低遅延の5Gネットワークとの相性に優れているため、ビルや工場などでの入退室管理、セキュリティー監視、迷子検索や徘徊の見守り、個人を特定しない、性別、年齢、表情などからの店舗やデジタルサイネージなどでの属性分析、又電子決済や、マイナンバーカード活用のためのe-KYC(マイナ保険証の顔認証読み取り)などの用途も期待されている。

JEASは万引防止システムを製造、販売、サポートする企業の業界団体だ。同団体では、小売業向け万引防止用「推奨顔認証システム制度」自主認定制度を運用している。

「推奨顔認証システム制度」では、顔認証システムに必要とされるシステム性能の基準を策定し、その基準に適合した機器を「推奨顔認証システム」と認定することにより、その普及促進を図る。

同制度では、システム前提告事項と、必須事項である共通機能などをすべて満足するかを審査、運用認定基準では、関連する法律などを鑑み、システムがその運用を満足する機能を有するか審査する。

※:「JEAS News Vol.37 (2022 夏号)通常総会・記念講演 つながる心でESG*DX時代のLP推進!」https://www.jeas.gr.jp/pdf/20220716.pdf

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