ティファナ・ドットコムは2月2日、同社のAI(人工知能)を使ったアバター接客サービス「AIさくらさん」が、ジェイアール東日本都市開発が運営するショッピングセンター「シャポー小岩」(東京・江戸川区)に1月20日から導入されたと発表した。
「シャポー小岩」は、JR総武線の小岩駅に直結するショッピングセンター。今回導入された「AIさくらさん」は、シャポー小岩館内の1階の入り口に設置され、デジタルサイネージで、館内の利用客に館内のショップ、レストラン、サービスを中心に案内する。外国人の利用者も考慮し、日英中韓の4か国語に対応する。
シャポー小岩は現在改装工事を行っており、2023年春ごろにリニューアルオープンを予定する。リニューアル後は館内の案内だけでなく、隣接する小岩駅の利用者にも必要な周辺案内などの情報も提供できるように学習させていく。
また、インバウンド需要に合わせて言語ごとに利用者からよく聞かれる内容を優先して初期画面で案内ができるようにした。
「AIさくらさん」は、登録、チューニング作業を一切することなく利用できるAI。アバター接客をAIの力で実現するサービス。運用やメンテナンスは完全自動化で行い、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズが行える。
ティファナでは、利便性向上や業務効率化はもちろん、画面上にショッピングセンターの公式キャラクター「シャポーちゃん」や「ポポちゃん」が登場するなど、シャポーらしさの演出も行い、無機質なデジタル対応ではない親しみやすさを生かした新たなコミュニケーション創出を目指すとしている。
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