ハタラック、店舗マネジメントツールをプレミアム・アウトレットが全10施設に導入

リテールテックのスタートアップのHataLuck and Person(ハタラック・アンド・パーソン)は3月8日、三菱地所・サイモンが運営するアウトレットモール「プレミアム・アウトレット」の全国10施設に、同社の店舗マネジメントツール「はたLuck」を導入したと発表した。

「はたLuck」は、小売り、飲食、サービス業に特化した、本部と店舗、シフトワーカーを一気通貫でつなぐ店舗マネジメントツール。

これまで別々のツールで管理されていたコミュニケーション、教育、シフト作成、評価の機能をオールインワンでスマホアプリに搭載しており、本部やSV(スーパーバイザー)は、複数店舗の包括的なリモートマネジメントが行える。私物デバイスを活用した業務専用アプリにすることで、セキュリティ面にも配慮した。

三菱地所・サイモンは、運営する「プレミアム・アウトレット」で、数千名の従業員管理業務に伴うマネジメントオフィスと、テナントの業務負荷を軽減し、相互に生産性向上を図るためにDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールを活用した業務効率化の手段を模索。そこで、2022年、新規開業した「ふかや花園プレミアム・アウトレット」を皮切りに「プレミアム・アウトレット」全施設で、「はたLuck」の導入に踏み切ったという。

同社では、ツールを活用し、従業員証を顔写真の入ったデジタル入館証に移管したことで、従業員証の作成や管理に割いていた手間を削減。同時に、テナント側の登録手続きも軽減され、相互の業務効率化につながった。

また、車通勤者の車両情報や駐車場で、ツール上に「メモ欄」を新たに開発。登録時に記載をできるようにして、車両情報の届け出をペーパーレス化した。さらに、「お知らせ」機能を利用し情報を一斉配信することで、最新の情報をタイムリーに、従業員一人一人にまで簡単に届けられるようにした。

三菱地所・サイモンでは今後、「はたLuck」の機能を活用し、「プレミアム・アウトレット」で働く全従業員のES(従業員満足度)向上にも取り組んでいくとしている。

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