以前IoTNEWS内では、IoTおもちゃ、STEM教育に関する内容を取り上げた。
[参考記事]子供から大人まで楽しみながら学べる、IoTおもちゃ
[参考記事]世界で導入がすすむSTEM教育と、IoTやロボティクスの活用
楽天の調べによると、子どもを持つ20~40代の親約1000人を対象に調査した結果、プログラミング教育を知っている人は全体の約8割に上り、必修化に向けては「プログラミング的思考を学べるおもちゃを購入する」が23%で1位だったという。
単純にプログラミングといっても、プログラミングの教師を探す、プログラミング塾に通わせることは現実的に難しいといった場合もあるだろう。そこで、親子でも楽しみながらプログラミングを学べるおもちゃを紹介したい。
embot(エムボット)

ドコモとタカラトミーが開発したプログラミングおもちゃ「embot」は、対象年齢は8歳以上、付属の段ボールとモーター、ライトなどを組み合わせて、動物型のロボットを作るというものだ。
スマートフォン、タブレット端末などから専用のアプリを使い、ロボットの動きをプログラミングする。
簡単にプログラミングでき、アプリの画面上でロボットの動きを指定するブロックをつなぎ合わせると、ロボットの腕を動かしたりライトを光らせたりできる。
今後は、全国の地方自治体、小学校などの教育機関にembotを教材として提供していく予定とのこと。
また、付属の段ボール以外にも紙コップ、空き箱、牛乳パックなどの素材を使い、ロボットを作ることも可能なためオリジナルのロボットをつくることもできる。
cubroid(キューブロイド)
CUBROID社のCubroidは、LEDやセンサー、モーターなど、様々な機能を持つブロックを組み合わせていきながら、プログラミングを学べるというものだ。それぞれのブロックには、バッテリーが内蔵されていてワイヤレスBluetooth通信ができる。
LEGOブロックともつなげることが可能で、またつなげてつくったものをスマホで操作して動かすということもできる。
海外の学校では既にSTEM教育素材として取り入れられているものだ。
ZEONIC TECHNICS
発売日は2020年3月と少し先になるが、10月からプレミアムバンダイにて受注がスタートしている「ZEONIC TECHNICS」は、発表当初からSNSなど、ファンの間でかなり注目されたプログラミングロボットだ。
機動戦士ガンダムよりザクIIがロボットになって、二足歩行ができるなど以外にも、かなり細かいレベルでプログラミングができる。
ガンダムファン以外にも、プログラミングを一度学んでみたいという人にもぜひおすすめだ。

スマートフォンからの直感的なプログラミング以外にも、パソコンで無償のプログラミングソフトが提供されており本格的なモーション開発が可能になっている。
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