米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がける株式会社UBICと、UBICの100%子会社で人工知能を活用したデジタルマーケティング事業を行うRappa(ラッパ)株式会社は、TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)が運営するTEPIA先端技術館に、両社が開発を進めている生活密着型の人工知能搭載ロボット「Kibiro」(キビロ)を2017年3月まで展示している。
TEPIA先端技術館 は、 2016年4月から展示施設内容を全面刷新し、次の時代を担う中学生・高校生や一般の方々に、最新の高度な先端技術を、より親しみやすく、わかりやすく理解してもらえるような体験型展示施設として新たにオープン。
そのリニューアルオープンに合わせ、Kibiroが館内のテクノロジーショーケース「時間・空間の制約を超える」ゾーンにて、未来を変える人工知能技術の具体例として展示される。今回の展示は一般の方がKibiroとのふれあいを体験できる初めての機会となる。
UBICとRappaでは、2016年前半に法人向け、2016年後半に家庭向けへの提供を開始する予定でKibiroの開発を進めている。提供時には、人間の機微(心の微妙な変化)を理解するように開発された人工知能エンジン「KIBIT」を搭載し、毎日の生活の中で “あなた”がどんな感性を持った人なのかを高い精度で学習し、膨大に蓄積された情報の中から“あなた”にピッタリのお店や商品を素早く見つけてきてくれる高度なキュレーション機能を有する。
今回の展示では、Kibiroが来場者の年齢や興味のデータを収集し、TEPIA先端技術館の展示物やイベントなどをおすすめする。また製品版の開発とともに、タブレット端末との連携やKIBITを用いたキュレーション機能などを順次搭載していく予定だという。
[media id=’18279′] 人工知能「KIBIT」搭載ロボット「Kibiro」[media id=’18280′] 展示ブースイメージ
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・株式会社UBIC
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