イサナドットネット株式会社は、Pepperが医療機器と連携し健康管理をサポートする「Bism for Pepper」の対応医療機器のラインナップに、既存の血圧計に加え「体温計」・「体重計」を追加した。
これにより、更なる医療現場・介護現場におけるスタッフの労務負荷軽減と利用者のヘルスリテラシー向上を目指すという。
今日の日本における医療現場・介護現場において、看護師・介護士の労務負荷の軽減は、深刻かつ急務な課題であり、日々の血圧・体温測定などシステム化による労務軽減が期待されている。また、個人が日頃から自分の健康状態を把握し適切に病気を予防することが重要で、血圧や体温など毎日決まった頻度で計測・管理をして習慣化できる仕組みが求められている。
そこで、現在Pepper for Biz用のロボアプリ利用ライセンス販売サイト「ロボアプリマーケット for Biz」にリリース中の「Bism for Pepper」の対応医療機器のラインナップに、既存の血圧計に加え「体温計」・「体重計」が追加された。計測全般をセルフサービス化することで、受付・看護師・介護士の更なる労務負荷軽減と利用者の計測の習慣化が期待できる。
今後は、対応医療機器を更に増やしていく一方で、弊社で提供する利用者のバイタルデータを管理するプラットフォームをはじめ、 施設で既に導入している介護記録をつけるシステムと簡単に連携できるよう拡張予定だとしている。これにより、ロボットを活用して利用者の健康状態をデータで一元管理することができ、より一層、医療現場・介護現場のスタッフが本来の業務へ集中できる環境提供に寄与していくという。
「Bism for Pepper」の特徴
・Pepperと接しながら楽しく計測することで、利用者の計測の習慣化を支援。
・Pepperが計測の重要性や健康意識を高める情報を提供。
・既存の血圧計(UA-651BLE)に加え、体重計(UC-352BLE)及び体温計(UT-201BLE)とも連携し、利用者が日々自分の健康状態を把握するためのサポート。
※対応機器はいずれも株式会社エー・アンド・デイ提供
「Bism for Pepper」の費用
・初期費用:0円
・月額費用:5,000円(税抜)
※課金単位:Pepper1台
【関連リンク】
・イサナドットネット(isana.net)
・エー・アンド・デイ(A&D)
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