ベイシスイノベーション株式会社は、フューブライト・コミュニケーションズ株式会社のPepperを使った「ロボてなし」事業において、ビーコンとPepperを連携したサービスを共同開発した。
「ロボてなし」とは、日本人の細やかな気配りをロボットで表現することにより最高のおもてなしを実現しようとするもの。
日本政府観光局によると、日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加傾向にあり2014年の外国人観光客数は過去最高の1314万4千人と発表があり、2015年以降も更に増加すると言われている。ベイシスイノベーションは、日本のおもてなしの精神をもったPepperが、日本の魅力のある場所や商品、そして伝統などを伝えて、外国人観光客などに日本での体験をより楽しんでもらいたい、としている。
今回の共同プロジェクトは、ベイシスイノベーションの持つIoTサービス「beaconnect」でのビーコンサービスのノウハウと、フューブライト・コミュニケーションズの持つPepper開発のノウハウを合わせることで、ビーコンとPepperを連携し従来なかった個人をPepperが瞬時に認識して、且つスマートフォンの言語設定に合わせて多言語で会話のコミュニケーションを取ることを実現させた。
「ロボてなし」アプリケーションを活用することでPepperが直接観光客に語りかけ、お客様は観光案内・お勧め情報やクーポンなどをPepperから受け取ることができます。現在は、日本語・英語・中国語でPepperが対応するが、対応言語は今後更に増える。
この事業はインバウンド向けの観光事業のみならず自治体、ホテル、百貨店、量販店、旅行会社、ショッピングセンター、店舗などでの集客やおもてなし対応など様々な用途での活用が可能。
7月30・31日に開催される「SoftBank World 2015 (https://softbankworld.com) 」でも「ロボてなし」Pepperが展示される
https://youtu.be/i_ugU_ozCiM
【関連リンク】
・ ベイシスイノベーション 「beaconnect」(ビーコネクト) http://www.beaconnect.jp/
・ フューブライト・コミュニケーションズ http://www.fubright.co.jp
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