オンライン決済プラットフォーム「SPIKE」を提供する株式会社メタップスは、人工知能がECサイト内のユーザ行動を学習し、購買率や継続率を最大化する新サービス「SPIKEオートメーション」の提供を開始した。
これまでのECサイト運営では、訪問したユーザの多くが離脱してしまい、マーケティング上の非効率が発生していた。昨今では、スマートフォンからのアクセスが増加したことで、さらにその傾向が強まっている。
「SPIKE」ではこれまで10万を超える事業者に対して決済を提供し、購買の分析を行ってきた。そのノウハウを活かし、顧客のECサイトに訪問したユーザの行動を人工知能がリアルタイムで分析し、最適なタイミングで最適なユーザに販促施策を実施する。
【「SPIKEオートメーション」利用方法】
1) サイト内にタグを設置
2) システムがユーザの行動パターンを学習
3) 最適なタイミングで最適なユーザに販促を実施
4) 繰り返し成果を検証し精度を向上
行動パターンからユーザをいくつかのグループに自動分類し、最適なグループに最適なタイミングで割引クーポンやポイントなどを付与することで、購買率を最大化する。ECサイト運営者はサイトにタグを設置するだけで簡単にサービスを開始することができる。
サイト運営者にとって、新しいマーケティングサービス導入時の難点は、運用負荷が増大することにある。しかし「SPIKEオートメーション」では、どのようなクーポンを誰に提示するのかといった初期導入作業や、運用開始後のPDCAサイクルをまわす運用フローをすべて「SPIKE」側で解析し最適化するため、運用コストをかけることなくコンバージョン率を改善することができる。
同社では、決済プラットフォーム「SPIKE」とアプリ収益化プラットフォーム「metaps」の2つのプロダクトで培った分析技術およびマーケティングノウハウを活かし、ECサイトの集客から決済・接客までワンストップで支援していく。
【関連サイト】
・株式会社メタップス
・SPIKE
・SPIKEオートメーション
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