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Momo、レンタルでIoTのPoC実施を容易にする「Palette IoT PoCKIT」をリリース

企業がIoTを採用するためには、多くの場合、最初にPoC(概念実証)からスタートする。データの可視化や分析をしていくことでビジネスにどのような価値をもたらすのかを判断するために、多くのPoCが実施されているが、ハードウェアの開発や組み込みプログラミングや筐体や電源のアレンジなどが必要なIoT事業ではPoCの実施も容易ではないという状況がある。

そこで、このような問題を解決するため、株式会社Momoは、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」をクラウド基盤としたIoTソリューション、「Palette IoT PoCKIT」をリリースした。

Palette IoT PoCKITは、Momoが2018年~2019年に40以上の実証試験を行ってきたハードウェア/データハブのプラットフォームを他社のPoC向けに開放するサービスだ。パートナー企業は、質問項目に記入することでPoCに必要なハードウェアとダッシュボード、そしてBIツールを、PoC期間(1.5ヶ月)利用することができる。これにより、従来IoTのPoCで必須であった開発費用とデバイス費用が、レンタルの形を取ることでIoTのPoCにかかる費用を低減できる。

Palette IoT PoCKITの利用には、ユーザ企業は回路設計、組み込みやウェブのコーディングや開発、設定が不要だ。ハードウェアは30種類以上のセンサーやカメラ、電源部品、筐体の中から必要な組み合わせで組み上げられ、完成した製品として提供される。データハブとBIツールはAzure上に展開され、ユーザー企業はPoC期間中、充実したBIツール群をストレスなく利用することが可能だ。

また、PoCの先に量産やシステムの作り込みが必要な場合にはユーザー企業自身や、Momoその他SI企業がAzureのWeb hookにより開発企業のサーバーURLに送ることができ、シームレスに開発することができる。

Palette IoT PoCKITのIoT基盤は、Microsoft Azureが提供するPaaSサービス(IoT Hub、Stream Analytics、Azure Functionsなど)を活用して実装されており、スケーラビリティとセキュリティを考慮した独自のIoTサービスを迅速に実装することが可能である。また、Microsoft Azure上で開発されたPalette IoT PoCKITは、日本だけでなく全世界のユーザーの利用のため、Azure Marketplace上で公開するとした。

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