データセクション株式会社と株式会社アイリッジは、両社事業のさらなる拡大を目的として、このたび新O2Oソリューション「Social Beacon」を9月1日より、提供開始すると発表した。
「Social Beacon」は、ソーシャルデータを分析することで見えてくる「購買行動」「ライフスタイル」「健康状況」など1人1人の特性と、GPSなどの位置情報を連動させてクーポンなどの情報をプッシュ通知で配信する。
また、レポートサービス、会員増加支援サービス、配信設定コンサルティングなどの機能を搭載したことで、効果測定を行いながらPDCAサイクルを高速に回すことが可能となり、日々変化するカスタマーニーズに合わせたOne to One マーケティングが実現可能となる。
【1】背景
昨今、スマートフォンの普及、チャネルの多様化により、消費者にとっては、情報の流通量が拡大した一方、企業にとっては、消費者に自分たちの声が届かないといった事象が起きている。
O2Oソリューション領域においても、適切なターゲティングが困難になりつつあり、従来のような、メルマガ、広告、DM等の来店誘導や、購買行動促進が難しくなっている。
そうした中、アイリッジでは、O2Oソリューションである位置情報型プッシュASP「popinfo(※1)」を提供し、大手企業を中心に高い導入実績を誇るなど、O2O市場で高い注目を浴びている。
こうした背景を踏まえ、今年3月、データセクションとアイリッジは両社事業のシナジー効果の向上、更なるO2Oソリューションの高度化を目的とした業務提携を締結し、この度、新O2Oソリューション「Social Beacon」を9月1日より提供開始する。
【2】「Social Beacon」サービス概要
「Social Beacon」は、ソーシャルデータから見えてくる一人一人の特性と、GPS/Wi-Fi/iBeaconなどの位置情報を連動させて、クーポン等の情報配信をすることで、ユーザのニーズに合わせたOne to Oneマーケティングが実現可能となる。
「Social Beacon」イメージ
<主要機能>
・位置情報連動型情報配信
-GPS/Wi-Fi/iBeaconなどの位置情報に基づいたプッシュ通知
・投稿連動型情報配信
-“風邪ひいた”“~食べたい”などの需要を基にプッシュ通知
-競合商品を呟くユーザにリプレイスを促進するプッシュ通知
・配信設定コンサルティング
・オプション
-レポートサービス
-会員増加支援サービス
【3】今後の展開
「Social Beacon」は、マーケティング・プロモーションと連携した、新サービスを予定している。
具体的には、小売事業者における売上向上を目的にした、既存顧客の来店向上・新規顧客の獲得に関する支援サービスを実施していく予定だ。
【関連リンク】
データセクション株式会社( http://www.datasection.co.jp/ )
株式会社アイリッジ( http://iridge.jp/ )
※1 O2Oソリューション「popinfo」とは
URL: http://popinfo.iridge.jp/
2013年に“O2Oグランプリ”大賞を受賞した、スマートフォン(Android/iPhone/iPad)の待受画面にプッシュ通知でメッセージを配信できるサービス。
既存のスマートフォンアプリに組み込むだけで、エンドユーザのスマートフォンの待ち受け画面へ「位置情報(GPS/Wi- Fi/iBeacon/Bluetooth)海外対応済み」「属性情報」「時間帯」をトリガーに、伝えたい情報をポップアップさせます。指定した 場所、人、時間帯への配信が可能なため、お店に近づいたユーザや、オンライン(ネット/アプリ)のユーザを実店舗へ誘導することに高い効果を発揮する。 また、『popinfoシリーズ』各機能を活用することで、実店舗のお客様をオンラインへ誘導したオムニチャネルの実現も可能だ。
オンライン(ネット/アプリ)とオフライン(実店舗)の相互連携を促進するO2O(オンライン ツー オフライン)・オムニチャネルソリューションとして、小売、サービス業を中心に200アプリ以上に導入されている。海外展開にも対応し、海外企業向けの提供も開始している。
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