データセクション株式会社は、広告配信やプロモーションの最適化を支援するソリューション「ソーシャルパネル」の提供を開始する。
「ソーシャルパネル」は多様な属性が集まるSNSの中から、将来、顧客になりうる潜在層をビッグデータ分析エンジンで抽出し、以前よりも、効果的かつ低コストでのプロモーションを実現する。
【1.背景・サービス概要】
昨今、デジタルデバイスやSNSの普及に伴い、消費者は多くの情報にアクセスすることが可能になった。一方、情報が多すぎるあまり、価値のない無駄な情報と、価値のある情報を選別することが困難になっている。
また、企業にとっては、適切な顧客ターゲットに、情報を提供することが難しくなっており、特に新商品のプロモーション実施時には、限られた資源の中で、いかにして自分の商品やサービスを訴求し、そして購買まで結び付けるかが課題になっている。
これらの課題を解決することを目的に、データセクションではビッグデータを活用した効果的なプロモーションサービス「ソーシャルパネル」の提供を開始した。
「ソーシャルパネル」では、SNSやネット上のコミュニティから自社の商品やサービスの潜在層を抽出できるため、潜在層に企業が直接アプローチをすることが可能となる。また、潜在層の趣味・趣向も抽出できるため、潜在層の趣味・趣向に合わせた広告の配信を行うことで、これまでよりも効果的かつ効率的なプロモーションが実現する。
【2.利用シーン】
●ゲーム会社
特定の趣味・趣向(10歳/男子/学生/雑誌Aを購読など)を持つユーザーに絞って集客を行いたい。
●アパレル
将来、自社ブランドAのヘビーユーザーになりうる潜在ユーザー層に絞って広告配信を行いたい。
●自動車メーカー
企業経営に対して、情報感度が高く、将来、自社のハイクラス層向けの自動車を購買しそうなユーザーに広告配信を行いたい。
【3.実証実験結果と今後の展開】
現在、ソーシャルゲーム会社と実証実験を行っており、「ソーシャルパネル」を活用することで、設定したKPIに対し有効な効果をあげている。
今後は、「ソーシャルパネル」が導き出したアルゴリズムを精緻化させ、他分野への応用を目指す。
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