株式会社ノースサンドは、新規事業として飲食×IoTをテーマに新たなプロダクト、「Hack on Tap」(特願2017-118569)を開発し、2017年7月から提供を開始する。
Hack on Tapについて
「Hack on Tap」は主に飲食店や屋内・屋外におけるイベントでのドリンク提供向けに開発。顧客に“好きなタイミングで”、“好きなドリンクを”、“好きな量だけ従量課金で購入できる”という体験を提供することにより、顧客の満足度向上を実現するプロダクトだ。
今後は、スマートフォンアプリ連携によるカスタマーエクスペリエンス向上、クレジット決済や電子マネーとの連携によるキャッシュレス化、AIを活用した価格の最適化(顧客の来店可能性を加味した自動変動型の値引き等)を予定している。
従来の飲食店では固定量(グラス1杯など)でのドリンク提供が一般的だ。そのため来店した顧客は、注文したドリンクが好みでなかった場合でも、飲み終えるまでは別のドリンクを注文しづらいといった心理的な負荷や、少量で様々なドリンクを楽しむ場合に飲まない分の料金を支払わなければならないといった金額的な負荷が発生していた。
本プロダクトによる、顧客メリットと飲食店メリットは主に以下の通り。
顧客のメリット
・飲みたいと思ったタイミングで“すぐに”飲むことができる(注文後に待たされない)
・お店で提供されている様々なドリンクを試してから、気に入ったものを選んで飲むことができる
・アルコールなど、体質に合わせて飲む量を自分で調節できる
・自分で注いだ分のみ料金を支払うことにより納得感が得られる
飲食店のメリット
・目新しい仕組みにより、話題性のある飲食店・イベントとして集客が行える
・セルフサービスにより人件費を削減できる
・新商品のテストマーケティングに活用できる
・顧客の満足度向上が行える
・廃棄量を削減できる
【関連リンク】
・株式会社ノースサンド
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