「スマートゴミ箱」は、内蔵センサーがゴミの量を計測して、インターネット上でゴミの滞留を遠隔から把握できるゴミ箱だ。ゴミの量を正確に検知できる「高精度」、多様なゴミ箱の種類に対応できる「汎用性」が特徴となる。
PCやスマートフォンなどからゴミの滞留を確認できるほか、ゴミの量が一定量を超えた際に、スタッフが装着している無線イヤホンへメールを自動送信し、読み上げることで通知を行う仕組みも備えている。
これにより、勤務中でPCやスマートフォンを使用できないスタッフも、ゴミ箱を開けずにゴミの溜まり具合を確認することが可能だ。
そこで「スマートゴミ箱」を導入することで、ゴミ収集における業務の効率化を図るという狙いだ。
東京電力エナジーパートナーのスマートシティソリューション
東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、東電EP)とトヨタウッドユーホーム株式会社(以下、TWH)の両社は、TWHが開発する新規分譲地にて「次世代スマートタウンプロジェクト」を共同で進めることに合意した。
プロジェクトの一部として、東電EPは、顧客の太陽光パネルが発電した余った電気をスマートタウン内の蓄電池にお預かりしたとみなし、実際に使用する際に充当することができ、また、他の顧客との間で分け合うこともできる「電気のお預かりサービス(仮称)」の提供を検討している。
また、同プロジェクトでは外出先から家族の帰宅状況や留守中のご自宅の状況を確認することができる、TEPCOスマートホームの「おうちの安心プラン」に必要な機器を対象分譲地のすべての住宅に標準搭載する。
東電EPは、「おうちの安心プラン」を街全体に導入する初のモデルケースとして、顧客の声などを踏まえながら、サービスの向上・拡充に向けた検討を行っていくとした。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。