株式会社オプティムと、佐賀県警察(以下、佐賀県警)および株式会社佐賀銀行は、AI・IoTを活用した銀行内外の犯罪抑止に関する活動を推進することを目的に、「AI・IoTを活用した犯罪抑止のための三者連携に関する協定」を締結し、以下の分野で連携・協力すると発表した。
- 特殊詐欺(ニセ電話詐欺)に関するAI・IoTを活用した犯罪抑止に関する活動
- 金融及び警察とITの融合における応用・実用化に関する活動
- 前2号の他、協定当事者全部又はいずれかの合意による犯罪抑止に関する活動
- その他AI・IoTを活用した銀行内外の犯罪抑止に関する活動
オプティムと佐賀銀行は、2017年12月18日に、FinTech(※1)を含んだ「金融×IT」分野で、AI・IoT・ブロックチェーン(※2)技術などを活用した取り組みを推進して行くことを目的として、「金融×IT 戦略的包括提携」を締結、2018年7月30日には、振り込め詐欺を防止する「ATMコーナー監視システム」を佐賀銀行ATMコーナーで実証実験を開始している。
今回、この「ATMコーナー監視システム」の信頼性をより高めるため、佐賀県警を含めての「AI・IoTを活用した犯罪抑止のための三者連携に関する協定」を締結し、特殊詐欺(ニセ電話詐欺※3)を含め、AI・IoTを活用した犯罪抑止についての取り組みを進めていくと発表した。
※1 FinTech:「finance(ファイナンス)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語、金融サービスと情報技術(IT)を結びつけた先進的な取り組みや技術の意味。
※2 ブロックチェーン:データを分散することにより、中央集権のコンピューターを置かず、破壊や改ざんが困難なネットワークを作る分散型台帳技術。
※3 特殊詐欺の異称であり、「振り込め詐欺」と同義。
【関連記事】
・AIで振り込め詐欺を防止、オプティムのAI監視カメラサービスを佐賀銀行ATMで検証
【関連リンク】
・佐賀県警(SAGA PREFECTUAL POLICE)
・佐賀銀行(THE BANK OF SAGA)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。