西鉄グループとYE DIGITAL、「スマートバス停」の普及に向けたビジネス共創パートナーを募集

西鉄グループの西鉄エム・テック株式会社と株式会社YE DIGITALが共同開発した「スマートバス停」は、液晶パネルや電子ペーパー等を活用し、リアルタイムに情報を提供できるバス停だ。時刻表、系統図、運賃表をはじめ、バス接近情報や災害時の緊急案内、広告等をクラウドから配信する。表示は柔軟に変更でき、現在の時刻表を大きく表示したり、多言語を交互に表示したりすることが可能だ。

インターネットからスマートバス停へ配信された情報コンテンツを、周辺店舗に Wi-Fi転送、表示することも可能であり、電源環境の有無に対応し、豊富な情報配信が可能なモデル、情報量を絞ることで消費電力を抑えたソーラーパネルを使ったエコモデルなどがある。全国各地への普及を進めており、北九州市で8基を試験運用中であるほか、盛岡市や金沢市でも各1基を運用中である。

スマートバス停を活用することで、利用者の利便性向上に寄与することに加え、長時間かけて行っているバス停の管理作業削減など社員の働き方改善にも繋がる。しかし、普及にあたっては設置および維持コストの削減が必要といった課題があった。

このスマートバス停を活用した新たなビジネス展開に向けて、今回、西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)は、オープンイノベーションプログラム西鉄Co+Lab(コラボ)「BUS STOP 3.0 ~夢を描く未来のバス停を創ろう~」を開催し、スマートバス停を活用した新たなビジネスを募集する。YE DIGITALは、同プログラムで、テーマオーナーとして参画する。

同スマートバス停を活用したビジネスアイデアを広く募集することで、課題解決を図るほか、同バス停のICT技術との連携が可能といった特徴を生かし、新たな可能性を探る。選考したアイデアの事業化に取り組むことで、北九州エリアでスマートバス停の本格運用を行い、将来的には西鉄グループの他のエリアへの普及を目指す。

募集期間は2019年7月30日から9月20日で、書類選考・プレゼンテーション選考を経て10月中旬に共同事業化に向けたパートナーを決定する。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録