日本ユニシス、SLAMやLiDAR活用したMaaS推進のためKudanと協業

昨今、Maas/自動運転やロボティクス、AR/VR/MRなど多様な位置認識や空間制御に関連する市場は急速に巨大化しつつあり、空間・物体認識ソフトウェア技術SLAM(※1)など基盤となる技術を、市場ニーズに合わせて迅速にサービスやソリューション化し、提供していくことが求められている。

このような中、日本ユニシス株式会社は、Kudan株式会社(以下、Kudan)と「ビジネス・スケーリング・パートナー」となり、SLAMやLiDAR(※2)などを用いたMaaS、自動運転や空間制御などの巨大市場に向けたサービスやソリューション創出の加速を目指して、2019年8月から協業を開始すると発表した。

日本ユニシスのモビリティサービスプラットフォーム「smart oasis」は、MaaS分野での導⼊実績を増やしている。一方、Kudanは、機械知能の処理に最適化されたマシン・マップの生成と利活用を可能とする「マシン・マップ・プラットフォーム(※3)」を提供している。

Kudanが有する「人工知覚技術」は、位置認識や空間制御で広範囲な技術やソリューションに対して柔軟に応用される基盤技術であり、Kudanはそれらの深層の基盤技術(DeepTech)の開発に注力しながら、各層のグローバル有力パートナーと連携して市場開拓を進めている。

日本ユニシスはまず国内市場で、Kudanの保有するDeepTechをスピーディに市場に投入し、そのビジネススケールの拡大を図るための戦略的パートナーとして、実証実験から商用化までを協業的に進め、さらにそれらのグローバル展開まで視野に入れた取り組みを進める。

※1 コンピューターが現実環境における自己位置推定と3次元立体地図作成を同時に行う技術
※2 光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するもの
※3 人間の理解する言語や色彩や形状の認識データではなく、機械知能に最適化したデータ形式を持つマシン・マップの生成と利活用を可能とする様々な機能を提供するプラットフォーム

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