フォーステック、東京・表参道でIoTスマートゴミ箱を使った循環型社会のプロジェクト開始

フォーステックは4月6日、日本特殊陶業、知的障がいのあるアーティストの作品を使った製品などを展開するヘラルボニ―の支援と連携を得て、東京・表参道沿いの歩道に設置したIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」を使った「スマートアクションプロジェクト」を開始したと発表した。

「スマートアクションプロジェクト」は、ゴミを正しく捨てることから始まる、循環型社会への新しいチャレンジとなるプロジェクト。今回はフォーステックが東京・表参道沿いの歩道に4月1日から設置する34台の「SmaGO」を使用する。「SmaGO」は、ゴミを自動で5分の1に圧縮する。ソーラーで発電し蓄電し、通信機能でリアルタイムにゴミの量を管理・分析ができる。

IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」
IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」

今年度は、表参道から開始し、サステナブルなゴミ回収システムとヘラルボニーの契約作家が描くアートを融合することで、アートを楽しみながら社会に新しい価値を生み出し、サステナブルな社会、多様性を認め合う社会の実現を目指す。また、福祉や文化への貢献にだけではなく、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への取り組みも推進する。

日本特殊陶業は、2022年7月から本社に隣接する名古屋市久屋大通公園で、本社の周辺地域への環境貢献をしたいと考えから「SmaGO」の運用支援を支援しており、東京・表参道が2か所目となる。

今回は、チャレンジに共感し、活動を通じて、より一層、持続可能な社会づくりへの貢献を進めていくという考えからプロジェクトの支援を決めたとしている。

ヘラルボニーは、日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスを手掛ける。

そのほか、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開している。

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