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キヤノンS&S、テレマティクスシステムで「省エネ」と「交通安全」を両立、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞 

キヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下、キヤノンS&S)は、一般財団法人省エネルギーセンター主催の平成28年度省エネ大賞[省エネ事例部門]において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した。

省エネ大賞は、省エネルギー意識、活動および取り組みの浸透、省エネルギー製品などの普及促進に寄与することを目的に、優れた省エネルギーの取り組みや製品開発を行った事業者を表彰している。今回の受賞は、キヤノンS&Sで2014年11月に導入した「テレマティクスシステム」の運用によって社有車の「省エネルギー」と「安全運転」を実現した事例が評価されたものだ。

「テレマティクスシステム」は、自動車の運行管理を行うシステムで、走行データ(長時間運転、長時間アイドリング、走行距離、燃費など)を集約してドライバーごとの運転状況の“見える化”を行い、稼働率やガソリン使用量などを含め、一元管理を可能にしている。また、同システムから運転者に運転の危険挙動の検知情報(急加速・急減速・速度超過)をリアルタイムに自動送信することができるため、安全運転意識の向上と「エコドライブ」を浸透することができる。

キヤノンS&Sは、「テレマティクスシステム」を約2,800台の社有車全車両に配備し、2015年のガソリン使用量を前年比7.5%削減し大きな省エネ効果を実現した。同時に、有責事故(加害事故と単独事故)や速度超過違反も大幅削減し「安全運転」にも貢献している。

<取り組み概要>
「無事故無違反」「優しい運転(エコドライブ)の励行」という啓発だけでは画期的な効果は得にくいため、「テレマティクスシステム」の運用によって具体的な課題解決プロセスを示し、実践するアプローチを行った。

  • 運行状況の見える化(可視化)
    車両運行データや危険挙動データの収集と分析
  • プロセス目標の管理
    急加速回数の減少、急減速回数の減少、速度超過回数の減少、長時間アイドリングの減少など、エコドライブと安全運転につながる具体的なアクションを行うアプローチを実践

【関連リンク】
キヤノンS&S(Canon S&S)
省エネルギーセンター(ECCJ)

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