ThyssenKrupp Elevatorは、遠隔モニタリング能力を増強して既存および新規エレベーターの可用性レベルを大幅に引き上げる予測的な先行保守サービスを実現する画 期的なソリューションMAXを発表した。
MAXはマイクロソフトAzure Internet of Things(IoT)テクノロジーの能力を活用しており、エレベーターは修理、部品交換、システム先行保守をリアルタイムで識別し、エレベーターにとっ て必要事項を保守技術者に「指示」することを可能にする。
現在、世界で1200万基のエレベーターが日々10億人の人々を輸送しており、エレベーターは最も利用され、最も安全な輸送手段になっている。
しかし、1 年間の稼働において、これらのエレベーターは累積稼働時間が1億9000万時間を越えると保守のために利用できなくなる。
MAXは、この利用できない時間 を半減することを目指し、この制約条件を緩和する。
MAXを利用して、コネクテッド ThyssenKruppエレベーターでリアルタイム収集したデータはマイクロソフトの信頼できるAzureクラウド・プラットフォームに送信され、プ ラットフォームのアルゴリズムがそれぞれのエレベーターの主要システムの残存耐用年数を算出する。
現在、ThyssenKruppの2万人以上にのぼる保 守技術者はMAXをウィングマンとして信頼し、部品の修理ないしは交換を事前に知ることが可能となる。
MAXに接続されたビルでは、人々は待ち時間が短縮 されるので、ストレスが軽減され有効時間が増えることになる。
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・ThyssenKrupp Elevator
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