ソフトバンク株式会社は、IoTプラットフォームを活用しデジタルドアロックの解錠権限を遠隔で管理できる新しいサービス「スマカギ」を開発し、錠前ソリューションのASSA ABLOY ABの日本法人、株式会社アッサアブロイジャパン(以下「アッサアブロイ」)のデジタルドアロックと組み合わせた法人向けサービスを本日開始した。
「スマカギ」は、物理的な鍵を使わずにデジタルドアロックの解錠を操作する機能を遠隔で設定、管理できるサービスだ。
ピッキングや複製ができないセキュリティー性、耐久性に優れたアッサアブロイのデジタルドアロックと組み合わせ、IoTプラットフォームを通じて遠隔で解錠用の暗証番号の発行や非接触ICカードへの解錠権限の付与などの設定が可能になる。
不動産物件の所有者やシェアビジネスを運営する法人の顧客は、ホテル、賃貸マンションや民泊など、多様化するシェアリング・エコノミーにおける物理的な鍵管理の運用負荷やコストの軽減を実現し、シェアサービスの利用者も利便性の向上が期待できるという。
今後ソフトバンクは、パートナー企業向けに独自サービスへのカスタマイズが可能な、外部システム向け「スマカギ」のAPIの提供も予定しているという。
「スマカギ」の主な機能について
1. デジタルドアロックの遠隔管理機能
- 時限付き解錠用の暗証番号の発行
- 解錠用暗証番号のスケジュール登録
- 非接触IC対応カードと端末のID登録と解除
- デジタルドアロック開閉ログの確認
- デジタルドアロック異常時のアラート通知
2. テナントとアカウントの管理機能
管理対象物件のテナントと各テナントの管理者のログインアカウントが一緒に管理できる。
解錠方法
- 解錠用の暗証番号
- 「FeliCa」および「MIFARE」に対応しているICカードや携帯電話、スマートフォン
【関連リンク】
・ソフトバンク(SoftBank)
・アッサアブロイ(ASSA ABLOY)
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