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シェアサイクルプラットフォームのOpenStreet、新たにヤフー、APAMANと提携

OpenStreetは、「短距離交通インフラの構築」をミッションとして、事業者や自治体を対象にシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を2016年11月から提供している。

今回、このプラットフォームにヤフーグループが参入する。また、新たにAPAMANグループによる「HELLO CYCLING」の導入も決定しており、「ecobike」のブランド名で2018年5月から福岡県で本格的にサービスが開始され、順次全国で展開される予定だ。

シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」

「HELLO CYCLING」は、事業者や自治体向けのシェアサイクルプラットフォームだ。

事業者や自治体は、GPSと通信機能を搭載した「スマートロック」と専用の操作パネルを自転車に取り付けることで、「HELLO CYCLING」を活用してシェアサイクルサービスを運営することができる。

また、シェアサイクルサービスの利用者は、異なる事業者や自治体により展開される複数のシェアサイクルサービスを一つのIDで利用することができる。

現在、「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルサービスは栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、兵庫県、香川県などにおける約40地区で展開されており、約1,000台の自転車が配備されている。

また、小売業者や鉄道交通機関、コインパーキング運営事業者、マンションデベロッパー、観光協会など幅広い業種の企業や自治体などと連携し、各地域の特性に合わせた短距離交通インフラを提供している。

シェアサイクルプラットフォームのOpenStreet、新たにヤフー・APAMANと提携
「HELLO CYCLING」の操作パネル

ヤフーグループがシェアサイクル領域に新規参入

ヤフー株式会社の子会社で新規事業開拓を行うZコーポレーション株式会社は、SBイノベンチャー株式会社の子会社であるOpenStreet株式会社の第三者割当増資を引き受け、OpenStreetに資本参加することを決定した。

ヤフーの事業とは異なる領域へ挑戦するために設立されたZコーポレーションは、今回の資本参加により、ヤフーグループとしてシェアサイクルという新たな領域へ参入する。

月間約4,100万アクティブユーザーの「Yahoo! JAPAN ID」、約3,900万口座を持つインターネット上の決済サービス「Yahoo!ウォレット」、各種ナビゲーションアプリ「Yahoo! MAP」「Yahoo!カーナビ」「Yahoo!乗換案内」など、ヤフーの各サービスとの連携や顧客基盤の活用により、すでに多くの実績を持つ「HELLO CYCLING」の事業拡大を加速させるとした。

APAMANグループが「HELLO CYCLING」を導入

APAMANグループは、OpenStreetのシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用して、「ecobike(エコバイク)」のブランド名で2018年5月から福岡エリアでシェアサイクルサービスを本格的に展開すると発表した。

APAMANグループは、同グループが管理する約7,000の不動産の所有者と「ステーション」設置について交渉を行い、福岡エリアを皮切りに全国で大規模にサービスを展開する予定だという。

すでにシェアサイクルサービスを展開している関東エリアと合わせて、まずは合計1万台の自転車配備を目指すとした。

さらに今後は、アパマンショップのフランチャイズ加盟店と取引のある約20万人の不動産所有者とも「ステーション」の設置について交渉し、サービスを拡大させるとした。

【関連リンク】
「HELLO CYCLING」

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