熊本市、西部ガス株式会社、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、スマートメーターとLPWAを用いた「水道とガスの視える化共同実証」を、2018年3月末から実施する。
熊本市内の集合住宅の一部を対象として、水道とガス用のスマートメーターを設置し、それぞれの利用データをLPWAによって収集することにより、水道とガスの遠隔検針に向けた効果検証を行う。
また、水道の利用データから漏水ポイントを検知する検証に加え、同一世帯の水道とガスといった複数のインフラ利用データを、同一のLPWAネットワークによって同時に収集する共同利用に関する効果検証をあわせて実施する。
熊本地震ではインフラ設備の被災状況の把握等に多くの時間と労力を要したことから、スマートメーターとLPWAを用いた「視える化」により、効率的かつ災害に強い社会インフラの実現をめざすものことが背景にあるという。
なお、同実証は、「ICTの利活用による地域活性化等に関する連携協定」に基づく「スマートひかりタウン熊本」プロジェクトとして、熊本市とNTT西日本が、西部ガスとの共同実証として実施する。
「スマートひかりタウン熊本」は、熊本県、熊本市、NTT西日本が2012年2月14日に「ICTの利活用による地域活性化等に関する連携協定」を締結し、ICTを利活用した様々な取り組みとして実施しているものだ。
【関連リンク】
・「スマートひかりタウン熊本」
・西部ガス(SAIBUGAS)
・NTT西日本(NTT WEST)
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