広島県とNTT西日本は、広島県における地域活性化および県民サービスの向上に向け、AI・IoT等の利活用を推進することを目的として、本日、連携協定を締結した。
広島県では、2018年度から第4次産業革命に的確に対応し、県内産業の持続的な成長を実現するため、ものづくり産業におけるAI・IoT等の技術の利活用による効率化・高度化を後押しするとともに、AI・IoT等を活用した実証実験を行えるプラットフォームの整備等、新しい技術の活用による行政課題等の解決に向けた実証実験を民間企業等と連携して行うことにより、広島発の新たなソリューションの創出や、AI・IoTの人材育成・集積を図ることとしている。
また、NTT西日本は、「ICTで社会課題の解決に貢献する企業」として、これまでに培った知見や最新の技術を活かし、自治体の地域活性化の取り組みを支援している。
このような背景のもと、広島県の魅力や強みを伸ばし、地域を活性化させ県民の満足度を向上させる様々な取り組みについて、AI・IoTを利活用して相互に連携しながら推進することに両者が合意し、今回の連携協定を締結する運びとなった。
連携・協力により取り組む概要は、以下のとおりだ。実施方法やその他の詳細は両者で協議の上、進めていくという。
- 観光振興に関すること
- 地域防災に関すること
- 地域の安全・安心に関すること
- 環境対策に関すること
- 教育・文化の振興に関すること
- その他、行政課題の解決をはじめ、地域の活性化及び県民サービス向上に関すること
なお、広島県は「県内における,企業・大学・自治体等が実証実験を行う場」を、NTT西日本は「通信環境等のシステム共通基盤及び技術的支援」という資源を提供する。
【関連リンク】
・広島県
・NTT西日本(NTT WEST)
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