システム開発の株式会社コモドソリューションズは、主に建設業界で展開中のIoTサービス「熱中症対策サポーター」について、“保育・教育・地域活動”での利用にもサービス展開すると発表した。
同サービスは、日本気象協会監修による熱中症計(センサー端末)、熱中症計とBluetooth接続するスマートフォンおよびスマホアプリ、クラウド上のセンターシステム、監視のためのパソコンおよびディスプレイによって構成されている。
熱中症危険度の高いエリアにいるスタッフに熱中症計を配布し、活動エリアの温湿度データを収集。活動エリアの環境を熱中症指数で表示することにより、離れた箇所にいる安全管理者が活動エリアを監視することが可能だ。
監視対象であるスタッフが熱中症危険度の高い状況下で活動している場合は、注意喚起するためのメッセージ送信機能の利用など、熱中症対策を強化できる。
一昨年のリリースから建設業で継続的に提供してきたが、猛暑が予想される今夏に備え、本年は学校や地域のクラブ活動の監視のための利用の問い合わせも増加。また、高齢者の家族と離れて暮らす子世代が同システムを利用できないかとの問い合わせもあったという。
そこで、まずは“保育・教育・地域活動”でも利用できるよう展開を開始。現状、建設業向けに5つのエリア監視を最小構成としてサービス提供しているが、文教・地域活動向けに1つのエリア監視が可能になるようにカスタマイズした。
9,800円(税別/利用期間:2018年7月~10月末/熱中症計1台含む)程度での提供を予定しており、クラブスタッフが熱中症計とスマホを所持し、離れた場所の保護者や顧問の先生がクラブ活動をしているエリアの熱中症危険度をWebで確認することができる。
【関連リンク】
・IoTサービス「熱中症対策サポーター」
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