株式会社ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo」に搭載するEC倉庫向け棚オプションと、流通業向けにスリムカートにワンタッチで着脱可能な牽引オプションの受注を本日開始した。
物流支援ロボットCarriRoは、ZMPの自動運転技術を台車に応用して開発された製品で、搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化することを目的として、物流倉庫のピッキング作業や工場内の工程間搬送、または駅、空港、商業施設内などの館内物流で導入されている。
昨今急速に拡大するネット通販の倉庫内で主にピッキング作業でCarriRoを利用している顧客からの、積載効率の向上及び荷物の荷崩れ防止のためCarriRoの荷台の上に棚を設置して欲しいという要望により、保管設備を製造・販売する日本ファイリング株式会社と共同でCarriRoの棚オプションを開発。棚オプションを設置したCarriRoを利用することで、搬送効率の向上及び荷崩れを心配することなく円滑なピッキング、搬送作業に貢献するという。
なお、棚オプションは棚板の位置変更や高さの調整、落下防止バーや仕切板の設置などに対応している。価格は50,000円(税別)。
また、CarriRoの牽引オプションとして、スリムカートにワンタッチで着脱可能な新モデルの受注を開始した。
2018年4月に販売開始された牽引オプションは、より容易な着脱や、使用していないときにCarriRo側への収納を可能にして欲しいという要望から、CarriRoの導入企業である食品系物流会社の株式会社ウエダの開発協力のもと、特に流通業での頻度が高い六輪台車(スリムカート)に最適な新モデルの牽引オプションを開発。
これにより使用していないときは牽引用のアタッチメントをCarriRo側に収納することが可能となり、牽引時にはスリムカートにワンタッチで掛け、着脱の手間を格段に減らすことにより、更なる搬送効率の向上に貢献するという。価格は、80,000円(税別)。
【関連リンク】
・ゼットエムピー(ZMP)
・日本ファイリング(NIPPON FILING)
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