株式会社アドバンスト・メディアは株式会社銀座コージーコーナーの物流センターでの音声認識を活用した仕分システムをリニューアル導入した。
2010年、店舗への商品配送をより高精度・効率的に行うことを目的に、音声認識を活用した「仕分システム」が銀座コージーコーナーの物流センターに採用された。音声認識を活用することで、ハンズフリー・アイズフリーを実現し、従来使用していたハンディーターミナルのタッチパネル形式と比較し、1時間あたりの作業効率20%増加、ミス率は84%減の12万5千分の1と高い導入効果を得た。
今回、更なる業務効率化を目的に、Android端末に最新のディープラーニング(DNN)対応AI音声認識エンジンを搭載した仕分システムをリニューアル導入した。アドバンスト・メディアの音声認識開発キット「AmiVoice SDK for Android」を採用し、Android用アプリケーションを株式会社日立産業制御ソリューションズ主導で再開発した。
端末のスペック上昇によるレスポンス速度の向上と、ディープラーニング技術の実装による音声認識精度の向上により、リニューアル前と比較し、作業効率20%増加、ミス率は62%減で33万分の1まで低下した。更に、使用端末に接続するマイクも無線タイプにリニューアルを行い、有線マイクの頃に発生していた接続部分の故障リスクを大幅に軽減することができたという。
【関連リンク】
・アドバンスト・メディア(Advanced Media)
・銀座コージーコーナー(Ginza Cozy Corner)
・日立産業制御(Hitachi Industry & Control Solutions)
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