Hacobu、SBS東芝ロジがラック予約受付サービス導入で月420時間の業務を削減

Hacobu(ハコブ)は3月16日、SBS東芝ロジスティクスの関西支店大阪南デポが、同社のトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を導入したと発表した。

「MOVO Berth」は、42万人のトラックドライバーが登録する、クラウド型のトラック予約付けサービス。規模の大小や入出荷問わず、全国の物流拠点や工場が利用する。

SBS東芝ロジスティクスでは紙の受付簿に手書きで氏名や電話番号を記入してもらっていたため、電話番号の書き間違い、字が読めないことが日常的に起こり、時には受付に行列ができ、長いときは1時間~1時間半の待機時間が発生。

また、バース計画が荷受けエリア責任者しか把握しておらず、ドライバーが受付に来ると、受付担当者と現場の責任者が無線でやりとりし、細かい指示を仰いでいたため、情報の間違いや意思疎通の難しさなどロスが多いという課題があった。

同社ではこうした課題解決と2024年問題対策、効率的な倉庫運営を目的に、「MOVO Berth」を導入。導入後は、オンライン受付を利用することで、受付に訪れる人は大幅に減少。ドライバーへの電話連絡も必要なくなり、作業負担が減ったことで、ほかの仕事に時間を使えるようになり生産性が向上した。

ライバーほとんどがオンライン受付を利用。受付を訪れる人が大幅に減少
ライバーほとんどがオンライン受付を利用。受付を訪れる人が大幅に減少

加えて、予約が間違っていたときや内容が異なるときには、すぐにサプライヤーに確認することが可能になり、サプライヤーとの連絡が円滑になった。サプライヤー側の課題も聞けるようになり、困りごとが分かるようになった。

こうした効果を通じて、受付業務・現場業務で、月420時間の業務時間削減を達成。ほかのやるべき業務に対応する時間を新たに捻出し、付加価値を生み出すことが可能になったとしている。

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