商品タイプ別の動向(世界)
腕時計型
スマートウォッチは今後シェアが増加し、2022年末までに出荷されるすべてのウェアラブル製品の44.6%を占めることになると見込まれる。
最新モデルでは通話/データ通信機能を組み込んだアップルの製品はスマートウォッチカテゴリに分類される。他のベンダー(既にそれを組み込む決定をしたベンダーを除く)がこの機能を組み込み始めており、近いうちに開発者と一緒に消費者がこの技術を活用して新たなユースケースが多く開拓されることになるという。
ベーシックタイプはこれまでは主にスポーツウォッチ、キッズ向け製品、ハイブリッドウォッチで構成されていたが、2018年〜2022年のCAGRは7.4%になると予測されている。
ベーシックタイプは長いバッテリーライフや分かりやすいインターフェースおよびファッショナブルなデザインという長所があるものの、このカテゴリーはスマートウォッチの影に留まり続け、シェアは2018年の23.7%から2022年の19.7%に低下すると推定される。
スポーツウォッチとキッズ向けの製品を出している多くのメーカーは、収益の拡大を狙い、ユーザーをスマートウォッチに移行させることに集中しているという。
リストバンド型
このデバイスの市場はシンプルさを支持する層が離れつつあることや、FitbitやGarminのように現在リストバンド型を発売しているベンダーもスマートウォッチに軸足を移しつつあるため、2018年の出荷台数は前年比6.6%減になるとIDCは予測している。
2018年以降、このカテゴリーはCAGR 1%以下の横ばい状態で推移すると予測され、平均販売価格は2022年には50ドルを切ると予想されるという。
【関連リンク】
・IDC Japan
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