フィットビットはFitbit Chargeの製品シリーズを進化させた最新の「Fitbit Charge 3」を発表。同製品は、機能が向上した高級防水設計を特徴として、タッチインターフェイス、15個以上の目標を設定できるエクササイズモード、最長7日間のバッテリー寿命、そしてトラッカーとしてのセンサーとアルゴリズム技術を搭載。
日本では、本年11月に販売開始予定で、希望小売価格は19,980円(税込)だ。
Fitbit Chargeの製品シリーズは、フィットビットのベストセラーの製品ラインであり、これまでに3,500万個が販売されている。
Fitbit Charge 3は、航空宇宙分野で使用されるアルミニウムケースおよびCorning Gorilla Glass 3ディスプレイを含め、これまでよりも軽量な材料で作られている。
前バージョンよりも約40%大型で明るい鮮明なディスプレイを備えており、必要な情報をより直感的に閲覧可能だ。
Fitbit Charge 3は、従来の機能は維持しながらも最新式の防水設計や、デバイス内の面積を大きくしたことによる多数のセンサーの格納と、最長7日間まで充電なしで使用することができるより大きなバッテリーを搭載した。
また、ハードウェアの高機能化を補うために、ユーザーをより深く引き込み日々の目標を達成できるようにインタラクティブソフトウェアを再設計している。
トラッカーにおいてもこれまでより高度な健康とフィットネス機能を搭載。既存の9兆分以上の心拍数データを活かし、1日24時間対応のPurePulse心拍数トラッキング技術を改善することで、運動中のFitbit Charge 2の心拍数トラッキング技術よりもはるかに高い精度を実現。
カロリーの燃焼および安静時の心拍数をより良く測定することにより、ワークアウトを最適化し健康の傾向を明らかにできる。また、フィットビットのトラッカーで初めてとなる相対SpO2センサーを追加したことで、血液酸素レベルの変化を予測する可能性が増え、将来的には睡眠時無呼吸症候群など新しい健康指標を追跡できるようになる予定だ。
健康とフィットネスにおける追加機能は以下の通りだ。
- 目的に基づくエクササイズモード:
自転車、水泳、ランニング、ウェイトトレーニング、ヨガなど15以上のエクササイズモードから選択し、カロリー燃焼、距離、または時間の目標を設定し、目標に到達するまでの統計、進捗、および目標達成の通知をリアルタイムで見ることが可能。 - 水深50メートルまでの防水:
シャワーや雨、あるいは海の中などで着用可能。水泳モードではリアルタイムの時間を手元で確認し、水泳後はSmartTrackを使用してフィットビットアプリでラップとペースを確認できる。 - GPS接続:
スマートフォンのGPSをトラッカーと接続しデバイスでリアルタイムのペースと距離を把握できる。走行検知時は、自動一時停止および自動停止する(今後提供予定)。 - 女性の健康状態の記録:
フィットビットアプリを使用して生理と排卵周期、症状を記録することにより月経のサイクルに関する深い知識を得ることができ(今後提供予定)、時間の経過に伴うサイクルの傾向を比較できる。健康とフィットネスの統計を一カ所に集めることで、自分の傾向をより良く管理し、デバイスに搭載されたダッシュボードで自分のサイクルの位置を簡単に知ることが可能。 - 一目でわかる情報:
新しいパーソナル化されたデバイス搭載のダッシュボードを簡単に操作して、女性の健康状態の記録、水分、睡眠、体重など日々の活動の統計および健康指標をみることができる(今後提供予定)。 - パーソナル化されたインサイト:
自分の活動、心拍数、栄養、および睡眠に関するインサイトを得て、自分自身を知り健康を向上(フィットビットアプリで今後提供予定)。 - つながってモチベーションアップ:
モチベーションを高めてくれる、2,500万人以上のアクティブユーザーを持つソーシャルネットワークへ接続可能。フィットビットアプリのフィード、グループ、およびチャレンジを通して、友人、家族、その他の人々と交わりながら目標を達成できる。 - 1日24時間対応のガイダンスとモチベーション:
自分の日々の活動を把握し、自動的な運動認識、運動リマインダー、リラックスしながらの呼吸、睡眠ステージと睡眠インサイトを用いた睡眠記録、その他の機能により、自分の健康の全体像を捉えることができる。
【関連リンク】
・Fitbit Charge 3
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