ソニー株式会社とMAMORIO株式会社は、ソニー製ハイブリッド型スマートウォッチ「wena wrist pro(ウェナリスト プロ)」と「wena wrist active(ウェナリスト アクティブ)」に、MAMORIO社が提供する紛失防止IoTデバイス「MAMORIO(マモリオ)」として動作させることができる機能を開発した。
本機能は、本日10月22日(月)よりリリースするwenaアプリのアップデートで対応可能となる。*1 *2 *3
これにより、MAMORIO社のアプリケーション上でwena wristを登録することが可能となり、wena wristを紛失した時等に、位置確認や置き忘れを防止する通知機能、MAMORIO社の遺失物発見システム「クラウドトラッキング(特許取得済)」、全国500路線以上の鉄道・バス事業者及び商業施設に設置されている「MAMORIO Spot」等の捜索ネットワークなどを利用することが可能となる。
また、MAMORIOアプリでは、wena wrist以外のMAMORIOを付けている他の身の回り品等も一元的に管理が出来る。
本アップデートは、あらゆるモノにMAMORIOの紛失防止機能を付加することを目的としたIoTブランド「MAMORIO Inside」シリーズにおいて、既存のBLE対応デバイスをMAMORIOとして動作させる技術を用いた初の事例とのこと。
*1 環境によって、アプリアップデートが可能になる時間に誤差が生じる場合がある。
*2 アップデート対象モデルは「wena wrist pro」と「wena wrist active」。初代「wena wrist」、「wena wrist leather」は対象外。
*3 MAMORIOの利用には、スマートフォンにMAMORIOアプリ(無料)のダウンロードが必要。
MAMORIOについて
MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用した非常に小さなタグを「大切なモノ」に付けるだけで、スマートフォンと連携して紛失を防ぐ製品。万が一の置き忘れ時には、スマートフォンに置き忘れた場所と時間を知らせることができる。MAMORIOを「いつ、どこで」落としたのかがわかることから捜索範囲を大きく減らすことができる。
また、「クラウドトラッキング機能(特許取得済)」を利用することで、全国のMAMORIOユーザーと協力して自分のものを探すことが出来、発見確率を向上できるという。
公共交通機関や商業施設等にMAMORIO Spotを設置することで、忘れ物がお忘れ物センターなどに届けられた際に自動的にお知らせするサービスの展開や、プロの手による捜索支援サービスが受けられる「あんしんプラン(有償オプション)」の提供など、様々なシーンでの紛失の不安を減らし、「なくすを、なくす。」を実現しているとのこと。
MAMORIOの詳細
wena wristについて
wena wristシリーズは、スタートアップの創出と事業運営を支援するソニーの「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム/SAP)」から生まれたwena projectによるソニーの展開する商品。wena projectは、生活を便利にする最先端のテクノロジーを自然に身に着ける「wear electronics naturally」というビジョンを掲げ、財布や万年筆のように愛着を持って長く使っていただく製品づくりを目指しているとのこと。
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