エンハンラボ、メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」企業向けに納品開始

株式会社ビジョナリーホールディングスの子会社である株式会社Enhanlabo(以下、エンハンラボ) は、「見え方」と「かけ心地」の精度向上のためのディテールを追求したメガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」を、2019年4月から企業向けに納品を開始する。

製品の特長は以下の通り。

  1. 「見え方」「かけ心地」を追求
    • 両眼視設計、ノンシースルーディスプレイの採用
      「b.g.」は左右に2つのディスプレイを搭載し、ノンシースルー型の高解像度ディスプレイを採用している。「見え方のクオリティ」を追求した結果、両眼視を前提とした設計となり、同時に「眼への負担」を考慮し、長時間の作業や着用でも眼を疲れにくくさせる。
    • ディスプレイ位置の可変性
      人それぞれ異なる「瞳」の位置を考慮し、左右のディスプレイ位置を可変にすることで、最適な見え方を提供。ディスプレイ位置は上下に可動する。この機構により、使用シーンに応じてディスプレイ位置を変更可能。
    • 重量負荷の分散
      両眼視を前提とした製品設計によりディスプレイ部を顔の中心部に置いた結果、左右の重量バランスを保ち、装着したデバイスがどちらか片方に傾くことがないデザインになっている。またフレーム設計にはメガネの聖地である福井県鯖江のメガネづくりの技術を活用、ベータチタン素材を用いて頭部を包み込むようなフォルムにすることでフロント部に集中しがちな重量の負荷分散を図っている。
    • オーバーグラス型の製品設計/要視力矯正者が利用可能
      「b.g.」は視力矯正が必要なユーザーが快適につけられることを重視し、メガネを装用した状態でその上からかけられる「オーバーグラスタイプ」のフレーム設計になっている。
  2. シンプルな構成による入力デバイスの拡張性
    ディスプレイ部分からつながっているHDMIケーブルを通じて外部デバイスと連携することで、遅延ない情報表示が可能。また給電はUSBケーブルを通じモバイルバッテリーを活用する構成。既成のバッテリーと接続可能にすることで用途に応じたバッテリー製品の選定が可能になっている。

エンハンラボ、メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」企業向けに納品開始

活用が期待される分野は以下の通り。

  • 医療分野
    手術や診療に必要な情報をハンズフリーで表示する。
  • 製造業
    労働力不足や承継者不足を背景に、生産性確保のため、従業員教育への活用や製造ラインにおけるウェアラブルを活用した業務プロセス変革。
  • 倉庫・物流センターなどの物流領域
  • その他(教育、エンタテインメント、農業など)

【関連リンク】
ビジョナリーホールディングス(VISIONARYHOLDINGS)
エンハンラボ(Enhanlabo)

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