東芝、無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir™」を使った学習型アルコールガジェット「TISPY(ティスピー)」をクラウドファンディングにて予約販売開始

株式会社 東芝は、無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir™」を使った学習型アルコールガジェット「TISPY(ティスピー)」の販売に向けて、クラウドファンディングによる予約販売を企画した。

本日3月25日から株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake(マクアケ)」のホームページにおいてクラウドファンディングによる予約販売を開始し、目標金額達成後に株式会社スタッフが製造と販売を行う。

 

「TISPY」は、呼気アルコール濃度の測定データを蓄積し、個人差を学習することによってユーザーの飲み過ぎを防ぐ目安を示し、セルフケアをサポートするIoT機器だ(注1)。呼気アルコール濃度を測定するアルコールセンサーとSDメモリカードを組み合わせたガジェットで、飲酒の際に呼気中のアルコール濃度を測定し、飲み過ぎによる二日酔いなどにならないためのアドバイスを本体に搭載されている有機ELディスプレイ、LED、ブザーなどで知らせてくれる(注2)。

また、従来のアルコールチェッカーの多くはその場限りの測定を行うだけだが、「TISPY」は測定を重ねるごとにデータを学習し、個々のユーザー向けにパーソナライズされていく。例えば、飲酒後に「二日酔いになったかどうか」を入力することで、「TISPY」が自ら学習し、飲酒のペース配分や量など二日酔いにならないためのアドバイスを提供してくれるという。

測定データはSDメモリカードに保存され、PCなどでデータを参照することが可能。さらに、無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir」を使った場合、スマートフォンやタブレットなどから無線でデータを参照できる。

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無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir」について

「FlashAir」は無線LAN通信機能を搭載したSDメモリカードで、デジタルカメラで撮影した写真やカードに保存されたデータを、その場で外部のスマートフォンやタブレットなどと共有できるのが特長の商品。さらに同商品は、ホームページ「FlashAir Developers」で開発者向け技術情報を公開しており、その情報を駆使してIoT機器や応用システムを作成することが可能。

 

注1:「TISPY」は、自動車などの運転の可否の判断には使用できない。道路交通法では「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と定められている。また、「TISPY」はお酒の場での飲酒を勧めるものではない。

注2:商品の有効性評価試験では、ライフケア技研株式会社が協力をしている。

 

【関連リンク】
東芝(TOSHIBA)
サイバーエージェント・クラウドファンディング(CyberAgent Crowd Funding)
「TISPY」Makuake
スタッフ(STUFF)
ライフケア技研(Life Care Giken)

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