内田洋行ビジネスITフェア2024

KDDI研究所、AR画像を視線の先にぴったり表示する透過型スマートグラス用ソフトウェアを開発

株式会社KDDI研究所は、遠隔で作成したAR画像を、透過型スマートグラス(注)装着者の視線の先にぴったり表示することが可能なソフトウェア「PITARI (PIctureless Transmissive Augmented Reality Interface)」を開発した。

このソフトウェアは遠隔サポートにも活用でき、装着者は、遠隔の指示者が作成したAR画像をすぐに見ることができるため、外国での買い物や遠隔での専門作業など、日常や仕事の様々なシーンでプラスαのコミュニケーションを体験できる。

「PITARI」は、遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」のオプション機能としての提供を予定。

(注)ディスプレイ表示部が透けているスマートグラス

KDDI研究所、AR画像を視線の先にぴったり表示する透過型スマートグラス用ソフトウェアを開発
PITARIを搭載した透過型スマートグラスから見たAR画像(イメージ図)

 

技術的特長

一般的なARアプリはカメラで撮影した画像内にAR画像を表示するため、透過型スマートグラスでARを活用する際、装着者は「ARが表示された対象物の画像」と「実際の対象物」の両方を見比べなければならず、利用する上で不便だった。

今回、KDDI研究所では「簡単な補正作業で物体の奥行きや位置を把握する技術」を開発したことにより、遠隔の指示者が作成したAR画像のみを、装着者の視界にすぐさまピタリと表示させることが可能となり、この問題を解決したという。

 

https://youtu.be/BhKn7t-6dj0

 
【関連リンク】
KDDI研究所(KDDI R&D Laboratories)

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録