先日、Apple Watch Ultraを購入した。
GPSが2系統あり、ダイビングで水深も測れ、ディスプレイも大型化されただけあって電池も長持ちするということで、我慢できなくなったからだ。
Apple Watchのようなガジェットを購入して、いつも思うことは、「以前の設定を毎回設定し直すのがとても面倒」ということだ。せっかく新しいガジェットを買ったのに、設定に時間をとられることなく一刻も早く使ってみたい。
そんな、せっかちの方に朗報が。
今日時点で、最新のiOSのバージョンは16だ。
実は、iOS16になると、Apple Watchのデータは自動的にバックアップされ、Apple WatchがペアリングされているiPhoneに自動的に保存されるようになる。
バックアップされる項目は多岐にわたっていて、Bluetoothのペアリング情報、Apple Apyに使用されるクレジットカード情報、Apple Watchのパスコード、メッセージなどだ。
ちなみに保存場所は、「設定>一般>iPhoneストレージ>Watch」だ。
これがありがたいことに、新しいApple Watchを購入した時、初期設定を簡単にしてくれる。
やり方は簡単で、iPhoneでWatchアプリを開く。そして新しいデバイスをペアリングする。そうすると、復元するオプションが表示されるのだ。
あとは、どのApple Watchのバックアップをもとに設定するかを選んで、「続ける」を押すだけ。
いろんな設定をしていて使いこなしている人ほどこの機能はありがたい。なんで今までなかったのだろうか。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。