Qrio株式会社は、鍵やバッグなどに取り付けることで忘れ物をなくす新製品「Qrio Smart Tag (キュリオスマートタグ)」を発表した。
「Qrio Smart Tag」はBluetooth Low Energy (BLE) チップを内蔵した小型アクセサリーデバイス(スマートタグ)で、専用のスマートフォンアプリに登録し、鍵やバッグなどの携行品に取り付けることで、アプリ上からスマートタグのブザーを鳴らしたり、地図上からスマートタグの現在位置を確認することができ、置き忘れや忘れ物を防止したり、探しもの簡単に見つけることができる。
これにともない、2016年5月30日(月)よりクラウドファンディングサイト「Makuake」にて支援者の募集を開始した。
「Qrio Smart Tag (キュリオスマートタグ)」の特長
大切なモノをみつける
スマホとスマートタグが通信できる距離(※1)にあれば、アプリからスマートタグ内蔵のブザーを鳴らすことができる。スマートタグとスマホとの間の通信が途切れると、アプリにプッシュ通知が届くので、置き忘れや落し物を防ぐことができる。近くに見つからない場合は、一定間隔でアプリ上に記録している位置情報を地図上から確認し、落し物の発見を手助けする。
お気に入りのアイテムに馴染むデザイン
ソニーのデザインチームが協力したお気に入りのファッションアイテムに溶け込むシンプルなデザインと、様々な素材や色に馴染むよう、5色のカラーバリエーションが用意されている。また、スマートタグのリボンは交換できるので、自由にカスタマイズを楽しむことができる。
スマートタグからスマホを探す
家や車でスマホが見当たらない場合は、スマートタグのボタンを押すことでスマホを鳴らしてありかを確認することができる。
電池交換で繰り返し長く使用可能
ボタン電池(CR2032)で最長6ヵ月使用可能。ボタン電池を交換して大切なものと一緒に、繰り返しながく使用できる。
スマートタグのボタンをよく使う機能に割り当て
スマートタグのボタンは様々な機能のショートカットとして設定することができる。スマホのカメラのシャッターに割り当てる機能を標準搭載し、今後機能を拡張していく予定。
「紛失モード」でより広範囲を探す
スマートタグが遠くに離れてしまった場合、スマートタグの情報をシェアして、家族や友人のアプリを経由して探すことができる。また、「紛失モード(※2)」に切り替えれば、他のアプリユーザーのスマートフォンで検知した位置情報をもとに、より広範囲に探すこともできる。
Qrio Smart Tagは、ソニーのデザインチームの協力と福岡のものづくり企業の叡智を結集してうまれた製品。
「Qrio Smart Tag (キュリオスマートタグ)」の製品仕様
サイズ:[ケース]長さ46mm 幅26mm 厚さ8.5mm、[リボン]長さ50mm 幅9mm
重さ:10g(CR2032リチウム電池(3g)含む)
素材:[ケース]ABS樹脂等、[リボン]アクリル
対応OS:iOS 9.3以上、Android 4.4以上
通信:Bluetooth 4.0 Low Energy (BLE)
付属品:本体、リボン、キーリング、電池(CR2032)、取扱説明書等
※1 遮蔽物のない見通しのよい場所でおおよそ10〜20m
※2 紛失モード時、他のユーザーにはタグを検知したことや、検知したタグのユーザー情報は秘匿されている。
【関連リンク】
・キュリオ(Qrio)
・ソニー(Sony)
・Makuake キュリオ(Qrio)
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